竹中平蔵の発言 (郵政民営化に関する特別委員会)

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○国務大臣(竹中平蔵君) 今、有村委員が御指摘の点、国鉄との比較というのは大変重要なポイントであろうかと思います。国鉄は言うまでもなく大変な赤字を抱えていた。それに対して、今、郵政というのは、これは生田総裁の御尽力、そして公社の御尽力もあり、差し迫った危機にあるという状況ではない。しかし、日本の今後更に高齢化が進み成長率が低下する中で、実は貯金で受け入れてそれを国債等々で運用するというビジネスモデルそのものが恐らく成り立たないであろうと、そういう非常に中期的な大きな課題を背負ってこの改革をしなければいけない。そこがやはり、国鉄があえていけば差し迫った受け身の改革であったのに対して、郵政の改革というのは未来志向の、その意味では前向きの攻めの改革、そこの御理解をいただくのが大変難しいところであるというふうに思っております。
 その意味で、今委員は具体的にどういうわくわく感があるのかというお尋ねをくださったわけでございますけれども、これは私自身、実は郵便局に、郵便局というのはやっぱり行って楽しいところであると、そういうふうになる、そういうふうなイメージでの、そういうふうな民営化後のイメージを是非実現していただきたいと思っております。
 これは、今ワンストップコンビニエンスオフィスの話、ファミリーバンクの話等々ございました。今若者は、例えばコンビニに行けば何かがあるというふうなイメージでコンビニに用事がなくても行く。私は、郵便局というのは、特に地方においてそういう地域の活性化の拠点として、これは正に地域密着型の様々な創意工夫をしていただいて、そういう人が、集客力がある、人が集まる拠点になり得ると、そういうことなのであろうと思っております。集客力のある拠点であるからこそ、それを生かしていろんなビジネスチャンス、物を販売するということも含めて、いろんな新たなサービスを提供するということも可能になるんであろうというふうに思っております。
 骨格経営試算の中で、こういうサービスが考えられるのではないだろうか、こういう新しい商品も可能性があるのではないかということを可能性としてお示ししておりますけれども、そういうことができれば、私はやはり郵便局というのはコンビニエンス、ワンストップコンビニエンスオフィスとして、とにかく行ってみようというふうにイメージを持つことになるでございましょうし、むしろ民営化によって我々が想定している以上のより魅力のあるダイナミックなサービス、商品が提供されていくということを期待をしております。

発言情報

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発言者: 竹中平蔵

speaker_id: 23089

日付: 2005-08-01

院: 参議院

会議名: 郵政民営化に関する特別委員会