竹中平蔵の発言 (郵政民営化に関する特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(竹中平蔵君) システム全体を、鶴保委員も御賛同くださいましたように、二十一世紀型にこれ変えていくという大変重要な責任を我々今の政治家は背負っているのだと思います。そういう観点からしますと、やはりあちらを動かしこちらを動かし、そして少し制度にきしみが生じかねる懸念があるときはまた別のところを動かし、そういうふうにして、これだけ、一億二千六百万人が暮らす五百兆円経済でございますから、大変大きなものをこうガラガラポンと一夜にして変えることはできないわけで、そこはやはりいろんなところを動かしながら進んでいかざるを得ないというのが現状なのではないかと思います。
しかし、そういう点からいいますと、これお金の、官のお金の流れという観点からしますと、まあ何とか出口の改革を少し進めて、中間の改革を少し進めて、そして入口のところがやっぱり後れているという面もあるのだと思っております。その意味では、やはりこの郵政の改革を相対的に見て急がなければいけないという事情も、これまた私は存在しているのではないかというふうに思っています。
特に金融市場はすさまじく動いておりますから、そういう民間のすさまじい金融市場からある意味でアイソレートされた形で国営の貯蓄機関があるということに対しては、これは専門家の間からは様々な既に批判もあるわけで、そうしたことも踏まえて、やはり今この時期に、これはやっぱり時間が掛かります、時間が掛かるからこそ今の時点で是非取り掛からせていただきたいというふうに考えるわけでございます。