鶴保庸介の発言 (郵政民営化に関する特別委員会)

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○鶴保庸介君 とすると、その公共事業に限って今お話をさせてもらいたいと思います。
 公共事業の原資となる財政投融資、これは乱暴な言い方もお許しをいただきたいと思いますけれども、これを市場化原理によって官から民への資金の流れの中で、市場化原理を中心に国民の注視の下、効率性を考えていくということであるならば、もう一つ、ちょっと待ってくれと言いたいことがやはりあるわけであります。
 それは、これまで、じゃ公共投資の中心になって後押しをしてきた財政投融資制度、これは確かに意味のあったものだろうと私は考えておるんです。住宅投資でありますとか、あるいは新幹線つくったりする、国家プロジェクトとしてやらねばならないこと、その当時、市場化原理では到底これはもくろみどおりいかなかったであろうと、しかしそれをあえて国家が主導してでもやらなければならないであろうという国家プロジェクト、これは今までもありましたし、それは恐らく大臣もその意味は、意義は感じておられると思います。
 しかし、それをこれから先、いや、じゃもう要らないんだと。これはもうみんなの、国民の皆さんが総意の下で市場化原理でそれにコミットしてもらうことによって判断をしてもらうんだというならそれはそれで一つの考え方だろうと思いますが、私自身はそうではないと思っております。まだまだこの日本というのは国家プロジェクトとして必要なものは一杯ある。まだまだ国債に頼らなければいけない現実もある。
 私は、例えばこれからリニアモーターカーをつくろうといったときに、じゃどこにその後ろ盾となる、これは公の資金ではないにしても、その後ろ盾となる制度、資金のまとまった資金制度があるのかという辺りは是非とも我々は考えていかなければならないことだと思いますね。
 その辺り、大臣のお考えを聞いて論を進めたいと思います。

発言情報

speech_id: 116215259X01120050801_023

発言者: 鶴保庸介

speaker_id: 4118

日付: 2005-08-01

院: 参議院

会議名: 郵政民営化に関する特別委員会