町村信孝の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(町村信孝君) 今委員お触れをいただきましたが、一昨日、欧州に出張中でありました中国の李肇星外交部長と電話会談をいたしました。その中身はいろいろ、北朝鮮の問題等々もあったわけでありますけれども、この対中ODAの話もいたしました。
 改めて申し上げるまでもないわけでありますが、この四半世紀、対中ODA、いろいろな分野で成果を上げてきたと、こう思っておりますし、中国の発展に少なからぬ貢献をしたと、こう思っております。
 ただ、昨今、中国自身の資金調達能力というものも相当付いてまいりました。したがって、その大規模な日本からの資金協力の必要性というのは以前よりも低下をしてきているということが一つあります。それからもう一つは、中国自身が第三国に対してかなりな大規模の援助をするということもございます。また、特に参議院の調査団を、各地にODAに関して調査団を派遣をされる、中国にも行かれた、そうした御指摘もいただいているところでございます。
 こういったことを踏まえまして、私どもとしては、北京オリンピック前までに円借款の新規供与を終了すると、こういう方向で先方と話し合ってまいりまして、大筋合意をしたところでございます。円借款以外の技術協力とか草の根・人間安全保障無償資金協力、この辺については今後の在り方を更に議論をしようとして、思っておりますけれども、北京オリンピック前までには円借款の新規供与を終了するということで李肇星外交部長との話も大体付いたということでございます。
 さらに、二〇〇四年度の円借款、これは今年の三月、今月末までには閣議決定をしないとならないので、大体枠としては八百五十九億円、対前年度比一一%減。二〇〇〇年がピークでございますから、このころと比べますと約六割減という形で先方と大筋話が付いたと。環境及び人材育成の問題に絞って二〇〇四年度の対中ODAを、円借款を出そうということについても大筋合意を見ているという動きがあったことを御報告を申し上げます。

発言情報

speech_id: 116215261X01320050317_009

発言者: 町村信孝

speaker_id: 34906

日付: 2005-03-17

院: 参議院

会議名: 予算委員会