町村信孝の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(町村信孝君) まだ心境を語るほど長い間外務大臣をやっているわけでもございません。日々事に当たるのに懸命でございまして、自らをまだ振り返るほどのゆとりもないわけでございます。ただ、一生懸命国益のことのみを考えて仕事をしなければいけないと、こう思っております。もとより、己のことを考えるべきでない、今の委員が引用された福沢諭吉の言葉、誠に身にしみるものがございます。
確かに、委員おっしゃったように、それぞれの国とそれぞれ難しい問題が現実にあるなと思います。ただ、考えてみると、それは我々の先人もまた同じような、ある意味ではもっと大きな壁に直面をし、それでも日本国家全体としては今日ここまで発展をできてきたということは、その瞬間の壁の大きさはいかに大きくとも結果的にはそれをいろいろな形で努力をして乗り越えてきた、そうした先人の知恵があるからこそ私どもの今日の国家があるんだろうと、こう思っております。
ですから、余り壁の大きさにたじろぐこともなく、さりとて過度に楽観的になることもなく、一生懸命、全知全能、力の限りを尽くして仕事に当たることが外務大臣に与えられた職責であろうと、かように考えておるところでございます。