大野功統の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(大野功統君) アメリカと二年間の間、十分協議をして、その部分は絶対に空白にならないようにやっていきたい、このように思っております。
その上で、御質問は、アメリカから借りたらどうかと、こういう御質問でございますけれども、アメリカがPAC3を他国に貸し出した、こういう実績はございません。ただ、もちろん、アメリカが同盟国において自らのこのシステムを持ってきてそして配備したと、こういうことは、例えば韓国においてございますし、またイラク戦争においてもございます。
PAC3はアメリカも調達途上であり、自らの配備分を犠牲にしてそして日本に貸し出す余力はないのではないか、このように分析いたしております。また、仮に借り受けたとしましても、指揮統制システムへの接続、あるいは周波数の問題、このような問題がありますので、日本で使用できる形への改修の問題があります。それから、迎撃に関する法制度の整備、あるいは訓練の問題、こういう問題がありますので、運用可能、アメリカから借りてそれを運用する、運用可能になるまでには、まあ若干というか相当の時間が掛かるのではないか、このように思っておるところでございます。
PAC3は自衛隊が保有しているペトリオットを改修して使用いたします。維持整備性やライフサイクルコストを考慮すれば、改修が一番ベストの選択じゃないか、このように思っております。
いずれにいたしましても、緊急の必要性が生じた場合には、やはりこの日米安保体制の下で米軍の展開を期待する、これが当座の問題点だと思っております。