大野功統の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(大野功統君) これは大変な問題でございます。
 いずれにいたしましても、いずれにいたしましても、日本に飛来することが分かる、分かったら、これは落とさなきゃいけない。そうしないと国民に対する大変な脅威、財産、生命に対する被害になります。したがって、まず落とす。そのシステムをどうやってシビリアンコントロールの下で運用していくか、これは大変大きな問題であります。
 そのための、まず第一段階の長官への連絡という問題でありますけれども、まずイージス艦及び地上レーダーによりまして確認をする、それから米国の早期警戒衛星、これも協力をお願いする。こういうことで、情報が入り次第直ちに防衛庁の地下にございます中央指揮所、ここへ情報が入ってくるということになっています。情報が入ってきますと、直ちに私、長官のところへ今度情報が伝達される。
 そのときつかまればいいけれどもというのが先ほど問題点にございました。しかも、シビリアンコントロールを確保するとすれば、先生正におっしゃったとおり、例えば北朝鮮から日本までですと十分ぐらいで来るわけですね。しかも、日本に飛来するということが確認されるまでに何分か必要でございます。だから、本当に判断するのは数分で判断しなきゃいけない。その間で、例えば安全保障会議あるいは閣議をやる、これはもう到底無理でございます。したがいまして、システムとしては、もう先生十分御存じだとは思いますけれども、兆候がある場合にはあらかじめ総理大臣の承認を得て長官が命令すると、こういうことになっております。
 それから、その他の場合で事態が急変してという場合には、あらかじめこういうマニュアルでやりますよ、こういうことで総理大臣の承認をちょうだいして、そして確認されれば迎撃すると、こういうシステムでございます。
 誤解がないように一つだけ言わせてください。それ、よく現場が判断するということを言っているんですね。しかし、これは現場の判断じゃございません。すべて長官の責任、責任においてきちっとマニュアルを作って、現場はここで、ミッドコースに、大気圏外に入って、ミッドコースに入って、そして日本に飛来する、これが分かったら撃ち落とす、こういうシステムでございます。

発言情報

speech_id: 116215261X01320050317_025

発言者: 大野功統

speaker_id: 14396

日付: 2005-03-17

院: 参議院

会議名: 予算委員会