大野功統の発言 (安全保障委員会)
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○大野国務大臣 ただいま岩屋委員のお触れになった事件でございます。
自衛隊の活動というのは国民の信頼の上に成り立っている、私はそのように思います。したがいまして、今回、海上自衛隊におきましては、七月以降、七名の者が大麻取締法違反により逮捕されました。そのうち五名は既に起訴されております。また、一名は不起訴になっております。また、航空自衛隊においても、先月二十八日に一名の者が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されております。このような事件、私は、本当に国民の自衛隊に対する信頼感、これを裏切るものである、こういう思いで、本当に重大に、かつ深刻に受けとめておりますし、遺憾の意を表させていただいております。大勢の、ほとんどすべての自衛官が高い士気と厳正な規律のもとで任務に邁進し、今、岩屋委員お触れになりましたように、内外で高い評判を得つつある段階でございます。
現在、この問題は捜査当局によりまして解明中でございます。私は、この進展状況も見きわめながら、調査結果に基づきまして厳正に処分を実施したいと思いますし、また再発防止のために知恵を絞って万全を期してまいりたい、このように思っております。
既に自衛隊では、この事案に基づきまして、例えば海上自衛隊各部隊、各機関を対象として四万七千名に薬物乱用防止のための個人面接及び隊内における所持品の調査をやりました。それからまた、薬物事案特別調査チームを設置しております。また、聞き取り調査も進めております。
そういう対策を既に講じておりますけれども、私は、全容が解明した暁には二度とこのような事案が起こらないようにやってまいりたい。そのために私、個人的に今思いますのは、やはり教育の問題。薬物というのはこういう害があるんだ、国民の信頼を裏切るものだ、こういうことをまず教育したいと思いますし、また服務規律といいましょうか、服務教育といいましょうか、集団生活でありますから、この集団生活を指導する鬼軍曹、優しい鬼軍曹ですね、こういう組織的な問題も考えていかなきゃいけないな、万全を期してまいります。