2005-10-18
衆議院
大野功統
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会
大野功統の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)
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○大野国務大臣 問題は二つあります。今の自衛隊の国際活動を付随的任務から本来任務化する、こういう問題と、今の自衛隊の国際活動を一般法で規定していく、こういう二つの問題でございます。どちら優先かという問題であります。
それは事の本質によってお考えいただきたい、御議論いただきたいと思うのでありますけれども、第一の本来任務化、これは言うまでもありません、昨年の新しい防衛大綱におきまして二つの問題点、一つは、多機能、弾力的、実効性のある防衛力という問題が一つ。それからもう一つは、国際安全保障環境を改善していこうという自衛隊の国際活動の問題。この二つが並んで書かれているわけですね。
ところが、国際的な自衛隊の活動というのは付随的ということで、これを一体どう考えたらいいんだろうか。これをやはり本来任務化という位置づけにしてもらいたいな。
なぜならば、第一は、そういうことによって、日本の自衛隊が本当に国際的な安全保障環境の改善に一生懸命頑張っているんだというメッセージを国際的に出していきたい、これが一つであります。それからもう一つは、厳しい環境の中で頑張ってくれている自衛官が本当に誇りと自信を持ってやれるような国際活動の位置づけにしてもらいたい、こういう問題があります。これは恐らく、そう議論しなくても、そういう御理解が得られればできる問題だと思っております。
それから、一般法の問題でございます。これは、本当に根本的に自衛隊のあり方を考え直していかなきゃいけない。
それはなぜかといいますと、今の自衛隊の位置づけというのは、法律上、憲法上、できることを規定していこう、いわばポジリストで書いてあるわけであります。これを一般法にするとなればネガリストで書いていかなきゃいけない。その場合の議論として、先ほども御議論ありました、武力行使あるいは武力行使と一体化しない、こういうような問題、あるいは治安維持活動ができるんだろうか、警護活動ができるんだろうか、こういう問題をきちっと整理していかなきゃいけない。そういう意味では憲法論議とも関係してくるかもしれない。そういう基本的な、本当に深い議論の上で議論していかなきゃいけない問題だと私は思っております。
どうぞ、そういう意味で、国民の自衛隊、皆様の自衛隊でございますので、一番目の問題、二番目の問題、それぞれ御議論いただいて、我々も真剣にこの問題に取り組んでまいりたいと思っております。