大野功統の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)

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○大野国務大臣 まず、田島先生がおっしゃった、自衛隊派遣当初と今と比べて地元の情勢が相当変わっているのではないか、こういう御指摘でございますけれども、サマワというのは、いつも予断を許さないけれども、他の地域に比べて安定している、こういうお答えをしております。
 具体的に申し上げますと、襲撃事件の月別なりの発生でございますけれども、ムサンナ県というのは大変低い。一けた台、二、三件というような発生でございます。これは全体で比べますと、本当にわずかな数であります。それから、多国籍軍がイラクへ行きましてから、ムサンナ県で多国籍軍の犠牲者が出たというのは二件でございます。これは、多国籍軍全体で二千人近い犠牲者が出ていることに比べれば、そういうふうな意味で落ちついているということは御理解をちょうだいしたいと思います。
 その中で、第一に、それではIED、簡易爆弾事件の方から取り上げさせていただきたいと思いますけれども、私が、これは本当に真剣に深刻に受けとめなきゃいけないと申し上げましたのは、この案件が宿営地外で行われたこと、二つ目は、ロケット弾、迫撃砲弾というのは夜中に撃ち込んできていたんですが、今度は白昼堂々と攻撃されているということ、そしてまたIEDという新しい爆発事件であったということ、こういう側面から見て、本当に深刻に受けとめなきゃいけないということで自衛隊の活動を一時休止させていただきましたし、一に安全、二に安全、三に安全でやってほしいという指示も出したところでございます。
 いろいろ調査いたしました。イラクの治安当局それから多国籍軍、そしてまた直接部族長等ともいろいろ情報収集に努めたわけでございますけれども、こうじゃないかという話はあるんです。こうじゃないかという話はありますけれども、まさにこれだという話が出てこない。本当に歯がゆい思いで、もっともっと明快にならないのかなと思うんですが、やはりこれだという決め手がないわけでございまして、そういう意味で田島先生からおしかりをちょうだいしておりますけれども、私は、こうじゃないかという情報だけを出すことは、かえっていろいろな波紋を呼んでしまうんじゃないか。うわさ話はこうですよと言うと、逆に日本の行動に一定の障害なり反感が出てくるのではないか。こういうことを恐れて、ずっと沈黙を守っているわけでございます。
 そういう意味で、一生懸命解明に努めておりますけれども、決め手がない、犯人も挙がらない、こういう状態でおります。
 それから、ロケット弾のことについては、宿営地内に夜間に撃ち込まれてきたケースでございます。これまで、私の記憶によりますと、たしか十回だったと思いますけれども、これはたびたびお答え申し上げておりますとおり、宿営地の安全確保はきちっとやっておりますし、それから空中監視装置もある、こういうことで、夜間のことはきちっと、なるべく早く宿営地の中に入るように指示いたしておりますし、安全確保には万全を尽くしているつもりでございます。
 全体的に申し上げますと、そのほかにも、自衛隊の活動といたしましては、活動するとき日々ルートを変更するとか、そういうことも含めて、地元の情報、治安機関の情報、多国籍軍との協力など総合的に、とにかく安全に仕事をする、これに努めておるところでございます。

発言情報

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発言者: 大野功統

speaker_id: 14396

日付: 2005-10-28

院: 衆議院

会議名: 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会