沓掛哲男の発言 (災害対策特別委員会)
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○沓掛国務大臣 ただいま高鳥委員から、自分の選挙区でもある津南町などを頭に置きながらいろいろなお話がございました。
今回の積雪は本当に異常な状態でございまして、私も、この一月七日に現地を視察すべく、朝八時二十四分の新幹線に乗るつもりで行ったんですが、朝から新幹線がたたないためにホームにはもう旅客があふれておりました。皆さんどうするかということだったんですが、ともかく立ってでも行こう、はってでも行こうということで、みんな無理に無理を重ねて、かつて、終戦直後のような満杯の状態で参りました。今、越後湯沢から津南町、十日町そして長岡を視察させていただきました。本当に積雪のすさまじさは、今高鳥委員のおっしゃられたとおりでございます。
死者につきましては、高鳥委員、一冬全体の死者数をおっしゃられましたけれども、ちょうど今の一月のこの時期において、過去における最大の記録的な死者数というのは、昭和三十八年の七十七名でございました。一月二十八日の死者数が昭和三十八年で七十七名というのが過去この時期における死者数の記録でございましたが、それを今、十八日において既に百二名と大きく上回っているという状態でございます。
その理由については、今高鳥さんいろいろおっしゃられました。私なりに申し上げれば、やはり異常な豪雪であったということ、そしてその豪雪が予想以上に早く去年の暮れから来たということ、そしてまたいわゆる核家族化が進みましたので雪の一番降るところには高齢者世帯が大変多いということ、などなどのことが今回の多数の死者を出したことではないかなというふうに思っております。それに対応すべく、今政府としても全力を挙げてやっておるところでございます。
施策については、自衛隊の派遣を要請しようと。秋田県、新潟県、長野県それからもう一県どこでしたっけ。それから、災害救助法の適用についてもいろいろ問題がありますが、雪おろし等にも適用してもらうようにお願いして、災害救助法については新潟県そして長野県でこの適用の決定をいたしております。そのほか、特別交付税などなどについてもいろいろ配慮をお願いしているところでございます。
しかし、何といってもまだこれからが本番という時期でもございますので、政府としても注意をしながら、都道府県その他とも一体となりながら、まず何としても人命を失わないようにすることが第一番であり、またそれに続いて国民生活が安定していけるような対策を適切に打っていくことが必要だと思っております。
本日の臨時閣議におきましてもこの問題が取り上げられまして、小泉総理から、今申しましたように、何としてもこれ以上の人命の損失を防ぐように全力を挙げること、それから国民の生活の安定の面で、物価その他についても十分各省庁連携して対応するという御指示をいただいたところでもございます。
政府挙げてこれからも頑張っていきたいと思っておりますので、また委員初め皆さんからのいろいろな御指導も賜れればありがたいと思います。特に高鳥さん、地元でもございますので、これからいろいろな面での情報等いただければありがたいと思います。
以上です。