関芳弘の発言 (郵政民営化に関する特別委員会)
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○関委員 ありがとうございました。
今、郵政民営化の意義を繰り返し伺い、この郵政民営化が真に国家国民に対して非常に大きなメリットを与えてくれる、まことに大切な改革の本丸である旨を改めて強く認識いたしました。
さて、このように国民の支持を受け、国家国民に対して大きなメリットのある郵政民営化でありますが、私は、今回の衆議院の選挙期間中に心に強く思うことがありました。
今回の選挙は真夏の選挙でございました。私の選挙区は兵庫県神戸市の須磨区、垂水区であります。明石大橋が美しく見える、非常に坂の多いところでございます。私は選挙カーの中から有権者に手を振っておりますと、その横を何度も何度も、真っ黒に日やけし、恐らく暑さのために汗をいっぱい流していると思われる郵政公社の方が、あの見なれた赤いオートバイで郵便物をまじめに一生懸命配っておられる。家族を愛し、恐らく子供の幸せなどを考えながら、真夏の炎天下のもと、郵政民営化、郵政民営化と大声で叫ぶ私の横を、目もくれずに、汗をいっぱいかいて一生懸命働いていらっしゃいました。
また、郵便局の中では、来店されたお客様のいろいろな御要望をてきぱきとこなして、一生懸命働かれる職員の方々がおられることだと思います。毎日毎日、何十枚も何百枚もの紙幣や伝票を扱い、機械の操作を行い、一日の終わりには、恐らく指は疲れ、肩は凝って、本当に汗だくになっていることでしょう。その郵便局の前を、私は大きな声で郵政民営化、郵政民営化と、選挙運動を繰り返してまいりました。公社の方々はどのようなお気持ちで選挙戦を見てこられたことかと思いました。
そこで、私は心に強く思いました。郵政民営化は国家国民のために大きなメリットをもたらすものでありますが、それにも増して、郵政公社で働く方々においても非常に大きなメリットをもたらすこと、これをきちんと説明しなければならない。そうすれば、郵政公社の方々も民営化に喜んでくださる。そして、我々は政治家としてそのような改革にしていかなければならないと心に強く思いました。
それは、民営化後におきまして、郵政公社のメリットとしまして、経営者の判断により自由な業務運営が可能となることでございます。そこには二つの面があります。一つは、今まで論じられております、海外郵便事業など新しい業務による収益チャンスを獲得していくことでございますが、もう一つ、専門的でありますがゆえに余り今まで論じられてこなかった部分でございます、現行業務の効率化の実施でございます。
私は、民間金融機関に先般八月まで十七年間勤め、業務、事務の効率化の企画担当者、また課長として、今までの経験より述べさせていただきますが、現行の業務につきまして、民間企業の知恵を生かし、例えば、業務分野別における民間企業との業務提携による効率化、また業務集約による効率化、またオペレーションやパック商品化による効率化、搬送・運行方法の効率化など、民間企業とうまくタイアップをして、民間の知恵をどんどん導入して、効率化が実現されていきます。削減できましたコストは新しい投資に向けてもよいでしょうし、自由に発想し、自由に発展させていくことができていきます。その点において、各職員の方々は、アイデアを絞り出すことによって業務への情熱もますます盛んになり、すばらしい郵政公社の未来形につながっていくと思います。ネタは幾らでもあります。私は、郵政公社が将来の日本にとって必ずや大いに役立つ企業になっていくと信じております。
竹中大臣、郵政民営化につきまして、この方面でも大いにメリットがあることにつきまして、お考えをお聞かせください。