2005-12-12
参議院
額賀福志郎
イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会
額賀福志郎の発言 (イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、山内委員がおっしゃるように、私も防衛庁長官に十月末に就任されて一番心配しましたのは、陸上自衛隊六百人余り、航空自衛隊百三十人ぐらい、それぞれ人道復興支援に携わっているわけでございまして、彼らがどういう安全確保をしているのか、どういう活動をしているのか、そしてまた、現地の人たちにどういう評価を受けているのか、これをしっかりと確かめることが必要であるというふうに思っておりまして、この十二月の二、三、四の間に、関係者の御協力もあり、行ってくることができたわけでございます。
それは、今委員がおっしゃるように、この目で見てこの耳で聞いて足で確かめるという現場主義が一番大事だという思いで行ってきたわけでありますが、まず、宿営地の防護策でございますけれども、四方がきっちりとさくで囲われ、そしてまた、宿泊する施設というのは厚いコンクリート壁、鉄板等々で厳重に守られておるし、それから、四方八方監視カメラ等々の警戒態勢もしかれている、あるいはまた避難所もある等々で、できる限りの安全態勢がしかれているというふうに感じました。だから、今日まで二年間、人道復興支援に専念することができたのではないかというふうに思っております。
一方で、部族社会でございますから、各自衛隊の幹部の皆さん方は、そういう部族社会のリーダーの皆さん方と日常交流を深めて、様々な住民生活、風土、習慣等々について情報を入れ、そしてその地域住民との間で溶け合う中で様々な意見、情報収集をしておったと、それが安全に相当寄与しているのではないかというふうに感じました。
一方で、治安担当をしている現地の治安部隊、それから現地の治安部隊を育成強化を図っている英国軍、豪州軍とも連絡員を置いてしっかりと情報交換をする中で、地域全体の治安情報を獲得しながら本来の任務である人道復興支援の仕事をなさっておったということを感じまして、今官房長官もおっしゃいましたけれども、イラク全体としては、あのムサンナ県地域は比較的治安が安定しているというふうに受け取って結構だというふうに私も感じました。
だから、様々な復興支援活動、給水活動とか、医療施設の、あるいはまた学校施設、道路等々の管理指導あるいは技術指導等々がなされて、地域の皆さん方から感謝され、ジャファリ首相とかムサンナ県ハッサーニ知事とかも、重ね重ね、日本の国民の皆さん、それのまた各政治を担当している方々、それから小泉首相始め多くの人に感謝の意をくれぐれも伝えてほしいということを仰せ付かってきたということであります。それが高い評価になって、引き続き自衛隊については地域のインフラ整備のために汗をかいてほしい、継続的な活動を続行してほしいという強い要請が重ね重ねあったこともお伝えしておきたいと思います。
治安については、英豪軍は現地の治安部隊の強化、育成に相当力をかしてきたと、ムサンナ県の治安部隊は六千人ぐらいいるわけでございますけれども、相当これも強化されつつあると、十二月十五日に選挙が行われる予定であるけれども、その前の治安的な不安材料はないというようなことをおっしゃっていたことを申し伝えておきたいと思います。