梅田邦夫の発言 (外交防衛委員会)
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○政府参考人(梅田邦夫君) お答えさせていただきます。
委員御指摘のとおり、外務大臣の方から唐家セン国務委員、それから外務長官に対しまして問題提起をさせていただきました。
七月の七日に人民抗日戦争記念館がリニューアル、改装して再開したわけでございますが、私も八月に視察に行ってまいりました。
具体的に変更点を少し御説明いたしますと、まず全体の構成につきまして、以前は日中友好関係であるとか日中戦争の流れを展示した後に最後に日本軍の暴行館を展示するということで、非常に印象の悪い、後味の悪い感情を残す展示になっておりましたが、改装後は日中友好の部分が最後に来るように編成をしております。そこは一つ大きな改善点ではないかなと思います。
それから二点目でございますが、旧日本軍の行為につきまして、先ほど先生から御指摘がありましたように、いわゆる南京大虐殺や七三一部隊に関する残酷なろう人形というものを展示しておりましたけれども、これは廃止しております。ある程度抑制的な姿勢を示しているのではないかなと思います。
それから、最後の部分の展示でございますが、これは戦後の日本関係について展示をしておりまして、例えば日本政府の歴史認識、これは村山総理の談話を詳しく紹介をしたりとか、それから今年四月の小泉総理と胡錦濤国家主席の握手している写真を新たに展示するなど、中国の方も日中関係を発展させていくことを重視しているんだというようなことを強調する内容になっております。
いずれにしましても、改装後の展示物につきましては、引き続き事実関係であるとか歴史に対する理解について様々な議論が、特に我々から見ていますとあるものもあると思われますけれども、中国側もそれなりの配慮はしたのではないかというふうに考えております。
以上でございます。