町村信孝の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(町村信孝君) 今委員お触れになりましたテロの発生する要因、原因、いろいろあるんだろうと思います。宗教、民族、地域対立などなどがあるんだろうと思いますが、今委員が言われた貧困というのも、貧困があれば必ずテロが発生するというわけではないんでしょうが、大きな背景としては一つ指摘できる、指摘しなければならない大きなファクターであろうと、こう思っております。したがいまして、日本のODAというものもいろいろな目的があるわけですが、今言った貧困の撲滅、それによるテロの発生する背景をできるだけ緩和をしていくという意味でODAというものも重要な役割を担っていると、こう思います。
この貧困の削減については、日本もそうですけれども、国際的にもいわゆる国連のミレニアム開発目標というものがございまして、その内容は非常に幅広く、教育から保健衛生から様々な内容が入っておりますけれども、もとより、それぞれの国における経済発展をどうやって図っていくのかということもそのミレニアム開発目標の大きな柱になっております。そうした観点を踏まえながら、日本もODAの活用ということをやってきているところであります。
御承知のように、昨今、大変に財政的な制約が厳しいものですから、ODAそのものもこのところ数年間減少ぎみでございますが、先般のグレンイーグルズ・サミット等を始めとして、あるいはこの間の国連総会、特別首脳総会でも、小泉総理が述べられましたように、今後、百億ドルぐらい増加していこうではないか、あるいはアフリカ向けには向こう三年間で支援を倍増していこうといったような積極的な対応をやっていく。その必要性というのは、今、正に委員御指摘のテロの発生の原因であるところの貧困の撲滅に日本としても積極的に寄与していきたい、そういう考えでいるということは間違いないところでございます。