大野功統の発言 (外交防衛委員会)

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○国務大臣(大野功統君) という問題が一つ。しかし、必要か必要でないかという問題の前にそういう問題があるということをまず申し上げたいと思います。
 必要であるのかないのか。これはやはりその事態ごとに考えていかなきゃいけない問題であろうかとは思います。しかしながら、この問題はやはり、国連憲章でうたわれているような理念の問題、それから憲法で、日本国憲法で明記されているような問題、様々な角度から検討をしていかなきゃいけないと思います。
 私は、どういう意味で軍事的な行動を国際的に派遣して、軍隊を国際的に派遣していかなきゃいけないかという御質問があったのか、ちょっとその背景は分かりませんけれども、国際的な派遣といった場合に、まず私は国際協力という面でとらえてみたいと思います。それでよろしいですか。
 そうなりますと、やはり国連憲章との関連から検証をしていかなきゃいけないんでありますけれども、国連憲章というのは、その理念として、国際的な平和と安全を保持するためには国際協力の理念としてやっぱり集団安全保障という考え方があるわけであります。しかし、これは理念として私は評価しますけれども、現実はどうかとなりますと、現実で考えてみますと、やはり国連軍という組織はまだでき上がってない、こういうような問題もあり、集団安全保障が本来予定されていたような形では機能していない、このことはやっぱり考えてみる必要があるんじゃないか、このように思っております。
 一方において、憲法の問題あるいは国連憲章の問題から考えても、やはり固有の自衛権あるいは集団的自衛権、こういうものは言わば、日本語では固有の権利というふうに訳されておりますが、本来持って生まれた、フランス語で言いますと、ドロワナチュレル、自然権だと、こういうふうに言われているわけでございまして、私は、そういう意味じゃ、自衛のための行動、こういうものは当然ながら国連憲章と両立して存在すべきものと考えております。

発言情報

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発言者: 大野功統

speaker_id: 14396

日付: 2005-10-25

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会