大野功統の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(大野功統君) 理想論として、主権の移譲というのは、先ほども申し上げたとおり、国際連合の理念として私は十分存じておりますし、評価させていただきます。しかし、現実がそれに付いていっているのかどうか。このことは、国際平和というのはやっぱり現実の問題として対応していかなきゃいけない問題でありますから、私はその現実問題というのをきちっと考えてほしい。
その上で、平和のために軍事組織を派遣するかどうか。これは一般論としてはイエスでありますけれども、その中でいろいろな議論がある。その議論は何か。例えば、非戦闘地域でなきゃいけないとか、目的が何だとか、やっぱり情報の正確さ、現実問題ですよ、先生は理念としておっしゃっている、それは分かるんです。だけれども、現実問題として武力行使と一体となるのかどうか。その中で一番、国際的に権限を移譲していくといった場合に、しかしながら、やっぱり国家の主権というのをどう考えていくのか、この国家の主権をどう考えていくかという上で一番我々が注目しておかなきゃいけない、注意しておかなきゃいけないのは、やっぱり主権国家がきちっとそれを受け入れる、このことが大事なことだと思っています。
理念としてはよく理解できますけれども、私は、まだ現実問題としてそこまで至っていない。しかしながら、我々の気持ちは、そういう国際平和、国際安全保障環境に貢献していく、このことを一つの理想、理念として持って、そしてこれから国際社会に対応していかなきゃいけない、このように思っております。