大野功統の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(大野功統君) まず、普天間の移設問題でございます。これは、平成十一年の閣議決定によりまして、本当に苦渋の選択であったと思いますけれども、辺野古ということに決まりました。
そこで、問題は、この環境調査に約三年、それから建設に九年半掛かる、そしてそのプロセスが必ずしも今うまくいっていない、こういう大変厳しい状況でございます。そういう状態の中で、昨年八月にアメリカのヘリコプターが普天間で事故を起こした、こういう問題もありまして、何とか早く普天間のヘリポートを着実に現実的に移設できるようなところを検討してみようじゃないかということになったわけでございます。
その場合、県外移設、国外移設、こういう今お話ございました。しかしながら、本当に沖縄の持つ歴史、そして沖縄の持つ戦略的地位、位置、こういうことも考えなければいけないし、そしてまた、そういう意味で大変な御負担をいただいておる地域の皆様、この御理解と御協力が一番大切なものである、このことは肝に銘じております。
したがいまして、やはり我々は、今、町村大臣もおっしゃいましたけれども、いろんな角度からこの問題を検討していく。それは、安全性、それから騒音、それからもちろん航空、飛行ルートの問題、そして全体として基地の整理、統合、あるいは人員の削減、こういう広い範囲でこの問題を今検討して、最終段階に差し掛かっているところでございます。
そこで、本当に繰り返しになりますが、地元の皆様の御理解、御協力、是非ともお願い申し上げたい。我々は本当に広い視野、広い切り口から検討しているという問題でございます。基地はなぜ沖縄に限定するんだ、今も申し上げました、本当にこの沖縄の持つ地理的、戦略的な位置付け、こういう大事な問題もあります。問題は、抑止力の維持、そして沖縄の負担の軽減、この二つをいかに両立させるか、こういう問題でございます。
硫黄島の問題につきましては町村大臣お答えいただいておりますので、私の方から特に触れることはありません。