松原仁の発言 (外務委員会)
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○松原委員 今や経済がグローバル化しておりまして、例えば昔は、ケインズが、公共投資をするとそれは乗数効果ではね返る、こういう議論があったわけでありますが、物の考え方だと、乗数効果というのは、国境がきちっとしているとピンポン球がはね返るようにそこではね返りをするわけでありますが、国境が非常に低くなってどんどん海外の安い資材を買ったり部材を買ったりするようになると、乗数効果の効果というのが、例えば日本国内で公共投資をしても、その公共投資の乗数効果の効果が世界レベルの経済の中での効果になるから、極めて薄まってしまってなかなか実効性がない、こういう時代に今入っているんだと思うんですね。それが、公共事業投資がかつてのような伝家の宝刀でなくなった理由だと私は思っております。翻って考えると、やはりこれは、貿易と経済というのは逆に完全に一体化している。そういった意味では、経済産業省と外務省の連携というのは非常に期待をするところであります。
とりわけ、きょうはそれは質問いたしませんが、中国のガス田の問題等も、本来であれば、まさに国益と経済の相互の関係の中できちっとした戦略を練らなければいけない部分で、なかなか、我々国会にいても、その戦略が明快に一貫性を持って対中国に対してのものが見えてこないような感じがしておりますので、こういった部分も含め、ぜひ、外務省と経済産業省の強い連携を期待を申し上げるところであります。
さて、日本は国連の安保理の常任理事国入りというものをかねてから目指してきたわけでありますが、これは現在も目指している、こういう認識でよろしいですよね。