2006-04-17
衆議院
松浪健四郎
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会
松浪健四郎の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)
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○松浪(健四郎)委員 とにかく、簡単には支援は打ち切らないというお話をお聞きして安心をいたしましたし、私たちは、あの貧しい国を見捨てることなく、イスラムの国であるというだけにとどまらず、ずっと友好国であったということも忘れることはできない、このように思います。
いずれにいたしましても、テロの温床になった、そして、悲しいかな、今もその残党がアフガニスタンにいるのではないのか。二日前、南部で四十数名の国軍兵士がアルカイダの残党を殺害し、こちら側も六人の犠牲者が出たという報道がありました。タリバンがまだ暗躍しておる、アルカイダも残っておる。そこへ持ってきて、かつてヘズビ・イスラミというイスラム党の党首であったヘクマチャール氏の率いる一派も武装闘争を展開しておる。こういうふうに言われ、大臣が先ほど仰せになられたとおり、治安は安定していない。とりわけ、東部から南部にかけてまだまだ厳しい。そして、これらのテロリスト集団と言っていいのかもしれませんけれども、こういう勢力が我が国にも影響を与えるというようなことがあってはならない。
そこで、平成十六年十二月の十日、国際組織犯罪等・国際テロ対策推進本部が幾つかの行動計画を発表されました。まず、テロリストを入国させないための対策の強化をする、テロリストを自由に活動させないための対策の強化、テロに使用されるおそれのある物質の管理の強化、テロ資金を封じるための対策の強化、重要施設等の安全を高めるための対策の強化、テロリスト等に関する情報収集能力の強化等、これらを決定していただいて、そして、関係省庁におかれましてはこれらのことについて徹底をされている、こうお聞きしておるわけでございますけれども、とにかく、対岸の火事ではなくて、我が国も国際テロリストの標的になるおそれがあるということで、気を緩めることなく、いろいろな形でテロ防止のために御努力賜りたい、まずこういうことをもお願いしておきたいと思います。
そこで、アフガニスタンの風土、地形というのは、住んだ者でなければなかなかわからない、まず想像を絶する風土であり地形であると言っても過言ではございません。それゆえに、タリバンのトップにおったオマール師もいまだどうなっているのかわからない。そして、アルカイダのトップであるオサマ・ビンラディンの行方も、散発的に報道はされますけれども、いまだどこにいるのか、皆目、あのアメリカ軍の捜索をもってしてでも何の情報もつかめない、こういうふうに言われております。
私自身、衝撃を受けたことがございました。私は、七五年から七八年、アフガニスタンのカブール大学で体育の授業とレスリングと体育学を教えました。また、アフガニスタンのレスリングのナショナルチームにレスリングを指導いたしましたけれども、あるとき、アルカイダの軍事訓練のさまを見ておって驚いたのであります。アルカイダの兵士たちのやっておる体操は、間違いなく私が教えたやり方でやっておったことに驚いたのであります。その意味において、アルカイダの兵の強化の一端を担ったということを私は残念に思っております。
いずれにいたしましても、行方が知れない。アルカイダのこのオサマ・ビンラディンやタリバンのオマール、ともに行動しているのではないのか、こういうふうにも言われておりますけれども、我が国政府はそれらの状況等についてはどういうふうに把握されておるのか、お尋ねしたいと思います。