石破茂の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)

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○石破委員 きのうから大きな議論になっておる、イギリスで航空機に対するテロを仕掛けようとしていた、そういうような実行犯が逮捕されたということになっています。私は、まだテロの危険というのは本当にあるのだと思っていますよ。それは遠いあさっての話じゃなくて、我々日本人にとってもテロの脅威というのはあるんだろうと思う。
 テロというのは相手がだれであるかを問わない。つまり、今までの脅威と何が違うかといえば、いつ、どこで、だれが、だれから、なぜ、どのようにして攻撃を受けるのかわからないということですよね。従来型の脅威というのは、いつ来るんだろう、だれが来るんだろう、だれがやられるんだろう、なぜそんなことが起こるんだろう、ある程度予測がついたものですが、テロというのは、基本的に、いつ、どこで、だれが、だれから、なぜ、どのようにして攻撃を受けるかわからないという、今までとは全く違う脅威だと思っています。もちろん、テロは二十一世紀の新発明じゃなくて、これは人類始まって以来ずっとあるものだとは思います。しかし、彼らが大量破壊の手段を有しておるということが今までと全く違うのであって、したがって、それに対する対策は万全の上にも万全を期さなきゃいかぬということだと思います。
 カルザイ大統領が言っておったように、アフガニスタンから海路を通じて逃亡する、そういうようなテロリストをきちんと押さえるということは、テロを抑えていくために、テロを防止するために極めて重要な活動である。酷暑のインド洋において活動している海上自衛隊、それは本当に大変な活動だと思っています。しかしながら、イラクに比べて余り報道されることが多くないのだけれども、やはりこの海上自衛隊の活動というものも、法を延長してでも、私は、日本のためのみならず世界のために延長することが必要であるというふうに考えておりますので、ぜひ政府におきましても、この点よく御留意いただきたいということをお願いしておきたいと存じます。
 話を戻しますが、一般法です。つまり、特措法によるのではなくて一般法でいくべきであるということは、これはそろそろ一年になりますが、我が党の政権公約であります。我が党が国民に支持をいただいたとするならば、そして、友党である公明党とともに政権を続けさせていただくならば、この一般法やりますということは政権公約であったし、それで国民の支持をいただいておるというふうに考えております。
 しかし、これはいつでもいいよという話じゃない。テロ特措法だって十一月一日に切れるということは目前に来ているわけですね。そうだとすると、この一般法、いつでもいいよということではなくて、次期政権において一日も早くこれを成立させることが我が国の責任ではないだろうかと私は考えておる。
 自由民主党の防衛政策検討小委員会において、これはどういう法律であるべきなのかということで条文化の作業を今鋭意進めておるところであります。やるべきだ、やるべきだと言っているだけでは何も前に進まないので、我が党として、こういう法律でどうですかということをきちんと政府にお示ししたいと考えておる。
 喫緊の課題であると私どもは認識をしておるが、この緊要性について、政府としてどのようにお考えでいらっしゃいますか。

発言情報

speech_id: 116404304X00720060811_020

発言者: 石破茂

speaker_id: 20757

日付: 2006-08-11

院: 衆議院

会議名: 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会