小宮山泰子の発言 (国土交通委員会)

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○小宮山(泰)委員 おはようございます。民主党の小宮山泰子でございます。
 都市計画法等一部改正案に対しましての質疑をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 この法案、まちづくり三法の一つということで通っておりますけれども、政府におきましては、中心市街地活性化支援のため、ホームページにも載っておりますけれども資料の方を配付させていただきますが、平成十一年度以来ですか、毎年約一兆円の支出をしてきていると思います。毎年一兆円を投じたのに、中心市街地に残ったのは、衰退がとまらないシャッター通りとなった、少数の成功例はありますけれども、シャッター通りとなった商店街が残り、中心市街地活性化という名前とはほど遠い現実が残っているんだと思います。だからこそ、今回の法案の改正につながっているんだと思いますが。
 私の地元、埼玉の川越市は、東京の中心から、大体ここから一時間のところ、おかげさまでこの活性化法以降に大変にぎわいを、ある意味これは観光立国に近いのかもしれませんが、いろいろな要素からにぎわっている商店街もありますけれども、実際私もいろいろな土地、特に選挙応援とかいろいろな機会があると行きますと、本当にシャッター通り、また、電車通勤をしていますので、車窓から見るところに、二階や三階のところにテナント募集の文字があちらこちらにある。これは本当に、年々必ずしも減るものではないし、非常に寂しい思いをしております。
 これだけ予算を使っているにもかかわらず何でこんなに衰退していってしまうんだろう、そういった思いをしていますし、やはり、本当に個人も頑張っている、みんな頑張っている中で、これだけの予算があるからこそもっともっとできることはあるんではないかという思いをしております。
 ぜひ、この中心市街地活性化法、一兆円の国費を投じていると、今お手元に配らせていただいております資料を見ても結構自慢げに書いておりますが、数千億から一兆円程度の思い切った支援措置を実施いたしますと、これだけ銘打っているものであるからこそ、この法律改正によって、本当の意味でにぎわいのある町というものが、そして均衡ある国土の発展というものが実現されたいと思っております。そして、それがされなければいけないと思っております。
 今回、法案審議に際しまして、第一に、毎年一兆円の国費を投じていながらなぜまちづくりが成功しなかったのか、まちづくり三法の運用上の反省点と教訓というものを明確にしなければいけないと私は考えております。
 そしてもう一点、この法律が成立いたしましたら、この法律に基づいて今後も税金投入がされていくことになるわけですから、再度同じような失敗を許さない、していかないというための透明度の高い税金の使い道を明らかにするべきだと考えております。国民の皆様に対しても責任を持って法案に対応していくために、今度は成功する、にぎわいはもっともっと生まれるんだというような、そういう自信を持った政府の答弁、確証ある答弁が不可欠だと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 日本の借金、今本当に八百十三兆円あります。一人当たりでいけば六百三十七万円という大きな借金を日本は背負っているからこそ、やはり一円たりとも無駄な税金の使い道をしてはいけないんだと思います。ぜひその点をお酌み取りいただきまして、前向きな審議になることをお願いいたします。
 まず最初に、都市計画法の一部改正についての、国土利用についてお伺いいたします。
 大正八年の都市計画法制定以来、十一回ほどこの都市計画法というのは改正をしているかと思います。都市計画関連の法律、六十本以上あるようですけれども、都市計画法の第一条には、「都市の健全な発展と秩序ある整備を図り、もつて国土の均衡ある発展と公共の福祉の増進に寄与することを目的とする。」とあります。しかし、都市計画があるのは国土の二五%だけだそうです。
 一極集中から都市機能を地方に拡散するために多極分散型国土形成促進法という法律もありますけれども、その第一条には、多極分散型国土の形成を促進し、もって住民が誇りと愛着を持つことのできる豊かで住みよい地域社会の実現に寄与することを目的とすると書いてあります。
 狭い国土ではありますが、しかも、都市計画法で国土の二五%だけ指定がされているという現実もございますけれども、この都市計画法の改正に当たって改めて、国土全体の有効利用ということについて、大臣の基本的な御認識、御見解を伺いたいと思います。

発言情報

speech_id: 116404319X01120060405_004

発言者: 小宮山泰子

speaker_id: 23753

日付: 2006-04-05

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会