越智隆雄の発言 (財務金融委員会)

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○越智委員 総裁、ありがとうございました。今、総裁からは、金融政策の機動性と透明性の考え方についてお答えをいただきました。
 ちょっとここでお伺いをしたい部分がございます。それは何かというと、〇%から二%の間で、中心値が一%というふうに実際に数字を出されています。ただ、この数字というのが、中長期的な物価安定の理解ということでありまして、実はこの数字は、足元の物価水準とは概念上全く異なるものじゃないかというふうに私は理解をしております。そういった意味で、量的緩和の解除の三条件に比べるとかなり性質の違ったものとしてこの基準を出されているものだというふうに理解をしています。
 そういった意味では、それぞれの市場参加者が、日銀が示される中長期的な物価上昇率と足元の物価上昇率をどうやって関連づけて考えるのか、これが異なることによって市場の期待形成にも幅が生じるんじゃないかというふうに考えます。別の言い方をしますと、いわゆる今まで時間軸効果というふうにマーケットでは言われていたようなものが、量的緩和政策におけるものとは大きく変わってくるのではないか。
 こうした点を踏まえると、安定的な期待形成をするためには、より一層十分な市場との対話というものが必要になってくるんじゃないかというふうに思うんですが、この点についてはどうお考えでしょうか。お願いいたします。

発言情報

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発言者: 越智隆雄

speaker_id: 18983

日付: 2006-03-10

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会