福井俊彦の発言 (財務金融委員会)

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○福井参考人 いわばそういう望ましい姿を念頭に置きながらしっかり金融政策をやっていく。もしこういう物価観が国民の皆様の物価観と合っていれば、それを実現していくということは金融政策の効用が最も高いものが実現できるということであります。
 そういう意味では、広い意味での目標ということになるわけでございますが、インフレーションターゲティングというふうにこれを言いますと、一定の期間内にこれをかなり、何と申しますか、機動性を奪うといいますか、金融政策の縛りを強くして数字を専ら実現するというふうな形の金融政策になりかねない。それは必ずしも全体的な経済の効用を実現するという道に通ずるかどうか、まだ問題が残っている。海外の各国の中央銀行の政策運営を見ておりましても、インフレターゲティングというものを明確に持っている国でも、実際の経済運営、金融政策の運営は、バブルの発生を予見するとか、いろいろなことで非常に機動的にやっております。
 その辺の幅を持たせるという意味では、今回私どもが出しましたこの理解という新しいやり方が、きっとすばらしい金融政策の運営の道を開いていく端緒になるのではないか、我々自身は希望と確信を持って始めたばかりでございます。今後、運営に磨きをかけていきたい。外国のインフレーションターゲティングよりもすばらしいものだというふうになればいいな、こう思っているんです。

発言情報

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発言者: 福井俊彦

speaker_id: 9074

日付: 2006-03-10

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会