2006-05-31
衆議院
阿部正俊
政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会
阿部正俊の発言 (政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会)
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○阿部参議院議員 検討の過程におきましてさまざまな意見が出されましたが、ともかく最高裁の、先ほど述べましたような経過をたどっての意見がありますので、やはり少なくとも十九年選挙までに定数是正を行わなきゃいかぬということを当面の一番の課題にいたしまして検討が行われてきたわけでございます。この点につきましてはいろいろな場面でも各党とも一致しておりまして、とにかくそれに間に合わせろというようなことで検討が行われて、これにつきましては一致していますが、具体案になりますと、正直なところ、なかなか成案が得られなかったということでございます。
ただ、同時に、いろいろな案が検討されましたが、御指摘にございましたように、参議院の特性といいましょうか、またそれに伴った選挙制度の経過や歴史的な経緯、あるいは本来の参議院のありようということを絡めた特性だと思いますけれども、全国単位の比例選挙とともに都道府県の住民の意思を集約させるために都道府県単位の選挙区選挙がされているというふうな事情、これがやはり本院の、参議院の選挙区制度の大きな特色ではないかと思います。
これについてはやはり維持すべきではないのかなというふうな考え方が根強くございまして、いろいろな案が検討されましたけれども、参議院としていろいろな意味での制約があるという中で、かといって最高裁が言っているように立法府として漫然と何もしないで時を過ごすというようなことは許されぬよ、平たく言えば、ということでございますので、十九年選挙で少しでも一歩前進といいましょうか、ということで改正案をまとめようということで、今回の四増四減案というのが選挙制度の大枠をいじらない中でとり得る当面の政策ではなかろうかなということで今回の案にしたわけでございます。
少しでも格差是正という意味では五・一八倍から四・八四倍ということで五を切るというような案になって、十九年選挙に間に合わせるようにしたいということで、今国会での成立をお願いしていこうということで提案してまいったわけでございます。御理解願いたいと思います。