2006-05-31
衆議院
阿部正俊
政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会
阿部正俊の発言 (政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会)
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○阿部参議院議員 先ほどから申し上げておりますが、将来といいましょうか、これから先のもう少し踏み込んだ選挙制度の改正ということは必至だろうというふうに共通の認識を持っていると申し上げていいのではないかと思います。したがいまして、今回の改正を踏まえまして、できるだけ早く参議院の改革協議会の中でそうした選挙制度に関する、いわば二枚看板のような形でスタートするのかなと思いますけれども、選挙制度の調査検討をするということで組織が動き出していくというふうに認識しております。
ただ、あえて申し上げますと、第三者機関とよく言われますけれども、かつて、参議院の選挙制度の改正のために第三者機関をつくって、いわば試みをしたことがございます。ただ、それがなかなかうまくいかないのは、最終的な意思決定は参議院としての全体としての意思決定ということになりますものですから、第三者だと何か少し距離のある意見になりまして、結局は中の意思決定にならなかったというふうな苦い経験を持っておりまして、その辺をどういうふうにするのかということをあわせて考えると、少なくとも、中で検討します、ただし、審議の過程では有識者ももちろん来てもらいますし、それをオープンにするし、場合によっては地方公聴会等も開きまして、国民の幅広い意見の集約というのをみずからの態度として実行しながら結論を出していこうじゃないか、こんなふうな考え方になっていくのではないかと思っております。
あと、あえて福田先生に申し上げますが、私どもの専門委員会の検討会でも、もう十数回の検討会があったんでございますけれども、民主党さんから合区案が出まして議論されました。ただ、先ほど木村議員が申し上げましたようにいろいろな問題がありますが、私どもとしては、参議院のあり方として、定数是正という、人口比としての一票の格差というのをできるだけ減らして均等にしていくという価値観は共有しますけれども、それだけですべて結論を出すということはどんなものだろうかなという、別に今の制度がいいという保守的じゃございません。ただ島根、鳥取を、多少言わせてもらえば、便宜的にそれだけ一緒にするということだけで事が済むとは思えない。
やはり自治体の、県単位と今なっていますけれども、自治体の意見をどういう形で反映させていくのかというふうな視点から、例えば都道府県の合併とか道州制とかいうふうなことがまたあれば別ですけれども、その辺も視野に入れて考えていくべきではなかろうかなというようなことで、今回の案は与党の責任として四増四減の形になったということもぜひ御理解願いたいものだと思っております。
以上でございます。