福岡資麿の発言 (青少年問題に関する特別委員会)
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○福岡委員 しっかりとした取り組みをお願いさせていただきたいと思います。
今、猪口大臣のお話の中にも、子供の安心して暮らせる社会というようなお話がございました。まだ捜査中でございますので確実なことは言えませんが、きょうのニュースで飛び込んできた話として、川崎のマンションで十五階から小学校三年児をほうり投げたのではないかというような痛ましいニュースも入ってきておりまして、そういった中で、子供の安全をどうやって確保していくかということが今改めて真剣に問われているのではないかというふうに思っております。
私、出身が九州・佐賀県でございますけれども、かつては、田舎の方は治安は安全だというふうに言われていたんですけれども、今やそうではなくなってきておりまして、最近のそういった幼児を対象にした残虐な事件が地方で起こっているということも、これまた事実でございます。
難しいのは、地方の方はやはり非常に人口密度も薄くて、どうしても人目につかないところを通らないと学校に行けなかったりとか、そういったことが往々にしてございまして、そういった中でどうやって子供の安全を確保していくかというのは、まさに重要なテーマであるというふうに思っております。
昨日、地元のそういった御父兄の方々を集めて、子供の安全についてということで議論をさせていただく機会をつくったわけですけれども、政府として見解を求めるのは非常に難しいテーマかもしれませんが、この中で一番多かった御意見というのが、携帯電話についてなんですね。今、子供が安全に暮らしていただける、緊急時に連絡をとれるようにということで、親御さんとしては、携帯電話をお子さんに持たせたいと思われる方がいらっしゃる一方で、やはりそういった携帯による犯罪というのもふえてきていますから、そういったものを子供に持たせることを懸念される、反対される親御さんもたくさんいらっしゃるわけでして、大きく意見が分かれるところになってきているわけでございます。
学校におきましても、今、教育長が指導しているというわけではないんですが、独自に校則等で縛りをかけていまして、高校とかにおいては、携帯を学校に持ってくるのを禁止するというような、校則みたいなことを定めて自主的に運用しているケースが多々あるというふうに承っております。
ただ、最近、そういった子供の安全という意味では、GPS機能つきの携帯電話等も出てきておりまして、要は、子供がさらわれたりしたときにGPS機能を使ってどこにいるのかということを探知できるというような機能もありまして、そういった携帯電話を学校に持っていくことの是非ということについて非常に今議論が起こっているということが、一つ問題として上がってきているのではないかなというふうに思っているわけでございます。
学校側からしてみれば、やはり学業第一の中で、携帯を持ってくると、どうしても休み時間とかにそういったことをして友達とのコミュニケーションが疎になってしまうのではないかとか、どうしてもそれでカンニングをしてしまったりとか、授業中、机の下でメールをやりとりしてしまうんじゃないかというような懸念もあるということはよくわかるんですが、安全対策という、そういう両面があって、どちらかをとればどちらかが失われるといったことがある状況でございます。
そういった中で、統一の見解というのは難しいんでしょうけれども、この携帯電話の問題について、学校に持っていくことの是非について、文部科学省としての御意見をお聞かせいただきたいと思います。