猪口邦子の発言 (青少年問題に関する特別委員会)

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○猪口国務大臣 私、先生のおっしゃるとおりだと思っています。共通の価値観、共同体として共有していく、そして伝承していくような内容を私たちもまたどういうふうに語り続けていくことができるかということが、非常に重要なところであると思うんです。
 それで、規範意識、機会あるごとに、青少年に対して、家庭、学校、地域、それぞれの場において、さまざまな活動を通じて伝えていかなければならないんですけれども、私、今、前の御質問を伺いながら、自分の地域に対してどういう思いを抱いていくかということを重視していくということの重要性をやはり感じたりいたします。地域には、それぞれの持ち味、よさ、あるいは郷土の産業あるいは芸能など、文化的なリソース、必ずたくさんあると思うんです。小学校、中学校を通じまして、そのような郷土に対する思いを共有できるような教育、ぜひ、文科省とも議論しながらさらに進めていきたいと感じております。
 たとえほかの地域、都市部に出て働くことがあっても、まぶたに思い浮かべる自分の郷土の姿、風景、あるいはそこでの支えてくれた方々、そういうことを心の支えにいろいろな困難を乗り越えていくということが、日本では今までよくあったのではないかと思います。
 それで、青少年の育成という観点で、きょう朝、ずっと御質問いただきました御議論を伺いながら思いましたのは、人は、いろいろな苦労を乗り越えながら発展していきますね。郷土の中で困難を克服していろいろなことを達成した人たち、あるいは郷土の発展に寄与した人たち、もっと具体的に、その人は立派だから立派なんだというのではなく、こういう苦労があったんだけれども、まさに郷土愛あるいは自分の地域に対する思い、乗り越えて社会に大きく寄与したんだというようなことを青少年に伝えていく。そんなことから、この日本という共同体の中で共有していきたい規範的なことを、上から教育するというよりも、内発的に子供たちが持ってもらえるようなものにして、規範、価値観、先生がおっしゃいましたようなものを共有していくことができれば、最も強い規範力になるのではないかと感じております。

発言情報

speech_id: 116404582X00420060330_013

発言者: 猪口邦子

speaker_id: 4512

日付: 2006-03-30

院: 衆議院

会議名: 青少年問題に関する特別委員会