宮腰光寛の発言 (農林水産委員会)

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○宮腰副大臣 先ほど松野委員の方から御指摘がありました、カロリーベースのほかに、生産額、金額ベースの自給率もあるということであります。
 カロリーベースで申しますと、現在四〇%になっておりまして、国民の約八割の方々がこの自給率について不安を抱いておいでになるというふうな結果が出ております。カロリーベースの場合は、例えば野菜、果樹についてはほとんどカロリーに換算されないということで、そちらは、幾ら需要にこたえる生産を行ってみてもカウントされないという面があります。逆に、畜産物の場合、えさの自給率が低いということでありますので、国産の牛肉、豚肉、鳥肉あるいは卵を食べた瞬間に、カロリーベースでは国産のものであっても自給率が落ちるというような逆の面もあります。
 でありますので、自給率につきましては、もちろんカロリーベースを基本としながらも、生産額ベース、これも自給力という面から考えていくとやはり必要なのではないかというふうに考えております。
 具体的な施策につきましては、まず消費面におきまして、日本型食生活の推進に向けまして、食事バランスガイドの普及、活用に努めるなど、わかりやすく実践的な食育を進めているところでありまして、去る三月三十一日に食育推進基本計画ができましたので、ぜひ、食育について、みずから食を選択する能力を身につけるということで、これを国民運動としてこれからしっかりと展開してまいりたいというふうに考えております。生産面におきましては、食品産業と農業の連携強化、あるいは経営感覚にすぐれたやる気と能力のある担い手の育成確保を図ることにより、需要に即した生産を進めているところであります。
 先ほど申し上げたえさの自給率の問題でありますが、粗飼料で一〇〇%、それから濃厚飼料で一四%、これが目標になっておりますけれども、仮に達成された場合には、自給率はカロリーベースで二、三%上昇するということでありまして、個別作物ごとの目標を基本計画に書き込んでおりますけれども、それぞれの個別作物について、しっかりと自給率向上に向けて頑張っていきたいというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 116405007X00820060412_013

発言者: 宮腰光寛

speaker_id: 10351

日付: 2006-04-12

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会