井出道雄の発言 (農林水産委員会)
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○井出政府参考人 お答えいたします。
国内支持に対する国際規律の制約の中で、本対策を長期にわたり安定的かつ継続的に講じていくためには、緑の政策でございます過去の生産実績に基づく支払いが、生産条件の格差を補正する支払いにおきまして、できる限り多くの部分を占めるようにすることが必要であると考えております。
他方、このような仕組みを導入する場合でありましても、需要に応じた生産や生産性向上に資するような工夫が必要でありますので、生産量等の変動に応じて支払い額も変動させることから、WTO農業協定上は削減対象の黄色の政策になりますが、毎年の生産量、品質に基づく支払いをあわせて講ずることとしております。これにつきましては、農業者の生産性、品質向上等に対する適切なインセンティブを働かせる観点から、品質格差を的確に反映できるような水準を維持することが必要ではないかと考えております。
例えば小麦ですが、現行の麦作経営安定資金におきます品質格差の幅程度を当面継承することとした場合には、現在、この格差の幅は、昨年秋にお示ししました生産条件格差補正支払いの試算値の二、三割を占めることになります。
このことを踏まえますと、毎年の生産量、品質に基づく支払いの割合につきましては、生産条件格差を補正する支払いの二、三割とし、残りの七、八割を過去の生産実績に基づく支払いに充てることが適当であると考えておりますが、いずれにしても、法案第三条第七項に基づきまして、食料・農業・農村政策審議会の意見を聞いた上で、具体的に単価水準として決定してまいる考えでございます。