小泉純一郎の発言 (予算委員会)
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○小泉内閣総理大臣 攻めの農業という言葉を使っておりますが、今までは、各国とFTA、貿易交渉しても、日本は農業を守るばかり。輸入すると日本の農業は壊滅的打撃を受ける、いかに外国の農産物が日本に入ってくるのを防ぐかという守りの農業の方が重視されていた。しかし、これからは、守るばかりでなく、交渉するためには攻めも必要だ。日本には農水産物もいいのがあるということで、守るばかりじゃなくて日本の農業も輸出できると。かつては工業製品だって、日本の品物、各国と競争して輸出できたんです。
典型的な例が、自動車の本場アメリカで日本の車が、アメリカ国民も、日本の車はいい、高くても買いたいということを想像した人は四、五十年前はいなかったと思うんですね。それが、今や自動車の本場アメリカでも、日本の車は高くても買いたいということで頑張っていることから考えれば、今、つい数年前までは、中国からの農産物の輸入をいかに阻止するか、ちょっとふえると、もう農業団体初め自民党の議員の皆さんも、いかに阻止するかと、陳情ばかりですよ。何とか阻止してくれ、阻止してくれ、これじゃだめだと。
貿易というのは、日本も工業製品を輸出しているんだから、農産物、ある程度輸入、もうこれは防ぐことはできない、農業の農産物も入れると同時に農業も輸出することを考えていけばいいじゃないかと言った途端に、中国の高官が日本に見えまして、私が、上海では日本のイチゴが一粒三百円で売れているそうですねと言ったら、いや、イチゴだけじゃありませんと。北京では、大島委員長の青森かな、青森のリンゴが……