中川昭一の発言 (予算委員会)
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○中川国務大臣 日本の農業というのは、全国津々浦々で、農業生産だけではなくて、いろいろな多面的な機能を果たしているわけでございます。水管理でありますとか、また教育への貢献でありますとか。
そういう中で、日本の農業、今総理からも答弁ございましたように、強い農業を目指していく。これは経営体一つ一つが強くなっていくと同時に、世界の競争の中でも何としても頑張っていかなければいけないということで、WTO、そしてまた、それと関連いたしますFTA、EPA、RTAといったいろいろな交渉が今行われているわけでございます。
具体的には、農政の新しい政策をこれから導入する予定でございますけれども、やはりWTOにおきましても、また二国間の交渉におきましても、譲るところは譲る、しかし、守るところはきちっと守っていくという基本方針で、貿易立国としても日本は農業面でも貢献をしていきたい。しかし、農村にとって、あるいはまた日本の産業等の面から見ましても譲れないところは、これは何としても交渉で闘っていくという視点でございます。
そして、輸出に関しましては、今総理からも御答弁ありました。日本の農業生産約九兆円でございますけれども、六兆円以上が輸入ということでございます。カロリーベースではもう四〇%を切っているということでございます。他方、輸出につきましても、約三千億円、金額ベースで農林水産物を輸出しておりますけれども、昨年から、総理の強い指示で、これを五年間で倍増しよう、六千億を目指そうということで、去年は一二%の伸びでございました。
いいものをつくって、そしてきちっと宣伝すれば、あるいはまた日本の食文化の健康面、品質面のよさというものを十分理解してもらうような努力をすればこの目標を何としても実現できると思いますので、さらに強い日本の農業、農産物、水産物、林産物を目指して、経営体それぞれが頑張っていることを政府としても全力を挙げて後押ししたいというふうに思っております。