山本順三の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○山本順三君 いろんな事情があったんだろうということは私どもも推察できます。
ただ、残念ながら、従来案のときにはかなり綿密な協議が地元と行われたという事実があります。そして、今回の沿岸案については、今ほど大臣がおっしゃったようないろんな事情もあったんだろうと思いますけれども、その対応の差に大きなものがある。それが地元としては、すんなりこのことは受け入れられないよという、そういういら立ちにつながったんだろうと思いますので、その点のことはしっかりとお受け止めいただきたいというふうに思います。
そこで、昨日の水落議員の質問に対する答弁でございましたけれども、2プラス2の中間報告の基本的な内容を変更することはございません、こういうふうな答弁がありました。これ三月の末までに一つの方向性、いわゆる最終報告をまとめなければならない。大変厳しい局面に至っておりますし、また今回の我々の派遣でも、沖縄の皆さん方から何とか地元の声を反映してもらいたいというような要望もあったわけでございますけれども、その地元の声を反映してもらいたいということは、言葉を換えれば、何とか修正をしてもらいたい、地元が納得できる案に持っていってもらいたい、こういうことだろうと思います。
そこで、基本的な内容については変更しないということでありますけれども、これ小泉総理も、もちろん麻生外務大臣も、また額賀長官も、それぞれ地元との協議で微修正もあり得るというような御発言があったやに報道されております。また、麻生大臣、一センチたりとも動かさないというわけではないよというようなお話もありました。私ども、仲間と話しておりまして、その一センチとは一体実質の一センチなんだろうか、それとも地図上の一センチなんだろうかと、こんな話をしたりしておるわけでございますけれども、現実にそういう動きがある。
また、昨日まで額賀長官と島袋名護市長との間でいろんな協議がなされております。名護市長の方も、地元の意向というものを勘案して修正ということが前提になかったら協議はできないというような非常に強硬な姿勢であったわけでありますけれども、今回協議のテーブルに着かれたということは、それなりに政府側としても何らかの対応をしていこうという表れではないかなというふうに私どもは推察をするわけであります。
そういう状況の中でありまして、これから質問をするわけでありますけれども、昨日の答弁で、基本的な内容については変更しないというお話でありましたが、その基本的な内容というのは一体いかなるものなのか、どこまでが基本的内容なのかな。そしてまた二点目、これも同じように連動するんですけれども、微修正という言葉は基本的な内容というものに及ぶのかどうか。このことについて本当はお伺いしたいんですけれども、なかなかいい答えも返ってきづらいと思いますので、そういった点、論点を踏まえた上で、今後政府としてはどのような姿勢で地元の意見を取り入れていこうとされるのか、外務大臣の御所見をお伺いしたいと思います。