麻生太郎の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(麻生太郎君) これ、山本先生、基本的には、場所をいわゆる普天間から移すというのがまず基本中の基本なんだと思うんですね。この普天間で長いこと問題だったわけですから、しかも、行かれたと思いますが、かなり人口は増えておりますので、ここからどこからの形に移すというのが一つ。
 ただ、沖縄県外に移出ということをいろいろ言われているわけですけれども、なかなかこれは地政学的に見ても難しいというのはもう前々からよく言われているとおりです。そこで、今、御存じのキャンプ・シュワブ、辺野古という話になりました。それで、この辺野古のところで沖合の二キロからというところから始めたんですが、これ約十年間全く何にもなかったというのが事実。その間、墜落事故は起きたということでいろいろ、いよいよせっぱ詰まってこの話が動き出したということだと存じます。
 ただ、沖合のままですと、今からゼロからスタートをいたしますと約九・五年ぐらい掛かる先の話になりますので、どうしてもそんな時間はとてもではないということになりますので、今言った陸上案というのが多分出てきた背景であろうと推察できます。ちょっと正直、担当ではなかったので、基本的にそういうことだったろうと存じます。
 そこで、今、それに対しては地元の頭越しではないか等々の御意見が出されておる、間違いなくそういう強い意見が出されております。そこで、今のままで、そのまま原案どおりというわけにはなかなか難しいのではないかということで、大分前でしたか、二、三か月前に私の方は、一センチたりともというのはちょっとそれは幾ら何だってできないんじゃないんじゃ、という話を申し上げたんですが。
 今一番肝心なことは、それ仮にできたとして、いわゆるそういったヘリコプターの基地というかランディングができる基地がいわゆる実現可能性、これが一番大事なところなんだと思いますけれども、実行可能性を伴った計画になるというのが一番肝心なところで、海になったらまた全然別の話が持ち上がってごちゃごちゃごちゃごちゃになるとか、いろいろ考えようと思ったらいろいろ考えられますので、事は沖縄のいわゆる負担軽減というのを主たる目的として、これは我々の方としては抑止力の維持と基地負担の軽減ですので、この負担の軽減というところを持ちますと、地元の方々の要望というのを無視するというわけにはとてもいかぬので、ある程度変更をするといったときに、先ほど申し上げましたように、その案が出た、出たけれども実行は全然できないような話では駄目なので、実行可能性が保証されていなければいけませんよというところが一番肝心なところではないかと思っております。
 いずれにいたしましても、今言われましたとおりに、地元の理解というのを得るのはこれは非常に大事なところだと思いますので、でき上がった後もこれは地元の関係というのは非常に続きますので、そこらのところも考えて私どもはやっぱり事に当たっていくべきだと思っております。

発言情報

speech_id: 116413895X00420060324_010

発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2006-03-24

院: 参議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会