麻生太郎の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、小林先生御指摘になりましたように、いわゆる昔でいう政経不可分みたいな形で、政治が動かなければ経済も動かさないというような態度で今交渉しているかといえば、そういうことではございません。
今、基本的に日ロ関係を幅広い分野、全体で発展させるということを基本にいたしておりますが、ただ、我が国固有の領土である北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するという、これが一番の基本中の基本にいたしまして、その他いろいろな問題に関しては、日ロ行動計画、よく言われますけれども、これ等々を基にして私どもやらさせていただいておりまして、かなり幅広い分野でいろいろ日ロの協力を拡大していくことをやっております。
特に、今、テロの問題とか鳥インフルエンザの話とか津波の話とか、とにかくいつ起きるかという、そういうことになりましたときには、これは国境を越えてやらねばならぬいろんな問題もございますので、基本的には、そういった一つの仕事を一緒にやることによって相互信頼というのを深めて、基本としては平和条約の締結に資するようにやりたいというのが基本的な考え方でございます。
また、向こうにいたしましても、確かに石油が二十ドルが六十ドルになっておりますから、それは実入りは増えた形になっておりましょうけれども、それが広く国民に再配分されるようなシステムというのがきちんとでき上がっているであろうかと。なかなか、外におります方から見ましても、かなりそこらのところには難しい問題を抱えておるように思われますし、いろんな意味で、同じソ連の中でも東側と西側とではかなり生活状況も違うように思われますので、私どもはその東側の方にいるわけですから、そういった意味では、私どもの手伝えるところ、両方信頼醸成をし得るところというのは、西側とはまた少し違ったものもあるのではないかというようなことも考えて、幅広くこのロシアとの関係というのは今申し上げた点だけはきちんと押さえながらやらしていただきたいと思っておる次第であります。