岡田直樹の発言 (外交防衛委員会)
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○岡田直樹君 それでは次に、岩国市の住民投票と基地再編の推進策について、外務大臣、防衛庁長官にお伺いをしたいと思います。
先日、十二日に岩国市で、アメリカの空母艦載機移駐に関する住民投票が行われたわけでありますけれども、私はこのタイミングで住民投票を実施することには非常な疑問を感じたわけであります。
第一に、この二十日にも岩国市は周辺の七つの町村と合併をいたしまして新しい市に生まれ変わる、したがって住民投票の効力は元々一週間余りしかないわけであります。また、その投票には七つの町村、新しく岩国市に加わる方々の意思は反映をされていない。そしてまた、もっと問題だなと思うのは、新しい市の市長選挙が来月の二十三日に行われるわけで、地元では、まあ少し口が悪いかもしれないけれども、これは市長選挙の事前運動に当たるんではないかと、こんな厳しい声すらあるわけであります。
元々この投票結果というのは法的拘束力を持ちませんけれども、その意義というものが何か過大評価され、報道されておる嫌いがあるんではないかと思います。一国の安全保障にかかわる問題をその当該の地域だけの直接民主制で決めるということは我が国の代議制の原則から外れるのではないか、こういうふうに思うわけでありますが、外務大臣、防衛庁長官というよりも、国務大臣、閣僚、まあ政治家として、この住民投票実施の是非あるいはその評価について、両大臣から御所見をお伺いしたいと思います。