高野博師の発言 (外交防衛委員会)
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○高野博師君 もう少し戦略的な発想というか、考えがあるのかなと思っているんですが。
基本的には、アジア太平洋の中の中国、北朝鮮というのが、いろんな懸念材料があると思うんですが、特に中国の軍拡、これがもう第一義的に共通の戦略的なこの利益を守るということにつながるのかと思うんですが、もうこれも御承知のとおり、二〇〇六年の国防予算が前年度比で一四・七%増と、十八年間連続で二けたの伸びを示していると。こういう中国の軍拡に対して軍備の透明化を求めているというんですが、透明化といっても当然限界があると思うんですが、これ正に共通の懸念、脅威という表現をしておりませんが、共通の懸念だと。
東アジア共同体構想の中でも日本の主張と中国の主張が違って、日本側はオーストラリア、ニュージーランド、インドを入れろと、こういうやり取りがあったと、そういうこと。あるいは、中国は米豪の同盟関係をつぶしたいと、したがって、そしてオーストラリアを取り込みたいというようなことを戦略としているという、そういう情報もあります。
日中の対立は、これもう御承知のとおりだと思いますが、アジア太平洋の平和と安定ということを言うんであれば、これは日米ガイドラインあるいは日米安保の再定義の中で極東からアジア太平洋に拡大をしたわけで、安保の再定義をしたわけですが、オーストラリアを加えたと。なぜかと。それだけ国際環境、アジア太平洋のいろんな情勢が大きく変化してきたということかと思うんですが、これは世界の中の日米同盟、これはもう川口大臣のときに言い出したことでありますが、世界の中の日米同盟の一つの拡大というか、具体的な例として日米豪のこの戦略対話というのはとらえることができるんでしょうか。