外交防衛委員会

2006-03-22 参議院 全211発言

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会議録情報#0
平成十八年三月二十二日(水曜日)
   午前十時開会
    ─────────────
   委員の異動
 三月十六日
    辞任         補欠選任
     白  眞勲君     櫻井  充君
 三月十七日
    辞任         補欠選任
     櫻井  充君     白  眞勲君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         舛添 要一君
    理 事
                浅野 勝人君
                山本 一太君
                榛葉賀津也君
                柳田  稔君
                高野 博師君
    委 員
                愛知 治郎君
                岡田 直樹君
                金田 勝年君
                川口 順子君
                小泉 昭男君
                櫻井  新君
                浅尾慶一郎君
                犬塚 直史君
                今泉  昭君
                佐藤 道夫君
                白  眞勲君
                遠山 清彦君
                緒方 靖夫君
                大田 昌秀君
   国務大臣
       外務大臣     麻生 太郎君
       国務大臣
       (防衛庁長官)  額賀福志郎君
   副大臣
       防衛庁副長官   木村 太郎君
       外務副大臣    金田 勝年君
   大臣政務官
       防衛庁長官政務
       官        愛知 治郎君
       外務大臣政務官  遠山 清彦君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        泊  秀行君
   政府参考人
       防衛庁長官官房
       長        西川 徹矢君
       防衛庁防衛局長  大古 和雄君
       防衛庁運用局長  山崎信之郎君
       防衛施設庁長官  北原 巖男君
       法務省入国管理
       局長       三浦 正晴君
       外務大臣官房参
       事官       佐渡島志郎君
       外務省総合外交
       政策局軍縮不拡
       散・科学部長   中根  猛君
       外務省北米局長  河相 周夫君
       外務省中東アフ
       リカ局長     吉川 元偉君
       外務省経済協力
       局長       佐藤 重和君
       外務省領事局長  谷崎 泰明君
       文部科学省国際
       統括官      井上 正幸君
       厚生労働大臣官
       房審議官     岡島 敦子君
       厚生労働大臣官
       房審議官     宮島 俊彦君
       厚生労働省職業
       安定局次長    高橋  満君
       社会保険庁運営
       部長       青柳 親房君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○平成十八年度一般会計予算(内閣提出、衆議院
 送付)、平成十八年度特別会計予算(内閣提出
 、衆議院送付)、平成十八年度政府関係機関予
 算(内閣提出、衆議院送付)について
 (内閣府所管(防衛本庁、防衛施設庁)及び外
 務省所管)
○日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び
 安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並び
 に日本国における合衆国軍隊の地位に関する協
 定第二十四条についての新たな特別の措置に関
 する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締
 結について承認を求めるの件(内閣提出、衆議
 院送付)
    ─────────────
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舛添要一#1
○委員長(舛添要一君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
 この際、外務大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。遠山外務大臣政務官。
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遠山清彦#2
○大臣政務官(遠山清彦君) 昨年十一月より外務大臣政務官を務めております遠山清彦でございます。
 舛添委員長を始め本委員会の委員各位の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。
 我が国及び我が国民の安全と平和、繁栄を確保することが外交の最優先課題と認識をしております。麻生外務大臣の御指導の下、特にアジアの近隣諸国との関係強化といった諸課題に全力で取り組ませていただきまして、政務官としての職責を全うする決意でございます。三人の政務官の中では私が特に本委員会を担当いたします。
 舛添委員長を始め本委員会の皆様の御指導と御協力を賜りますことを心からお願いを申し上げて、私のごあいさつに代えさせていただきます。
 ありがとうございました。
    ─────────────
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舛添要一#3
○委員長(舛添要一君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 平成十八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、内閣府所管のうち防衛本庁及び防衛施設庁並びに外務省所管についての審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として防衛庁長官官房長西川徹矢君外十五名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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舛添要一#4
○委員長(舛添要一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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舛添要一#5
○委員長(舛添要一君) 去る三月十六日、予算委員会から、三月二十二日の一日間、平成十八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、内閣府所管のうち防衛本庁及び防衛施設庁並びに外務省所管について審査の委嘱がありました。
 この際、本件を議題とし、順次予算の説明を聴取いたします。
 まず、外務省所管予算について説明を聴取いたします。麻生外務大臣。
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麻生太郎#6
○国務大臣(麻生太郎君) 平成十八年度外務省所管予算案について概要を御説明をさせていただきます。
 平成十八年度一般会計におきまして、外務省は対前年比二・二%減の六千九百十二億四千百万円を計上いたしております。また、我が国の極めて重要な外交手段でありますODAの予算は、外務省所管分として、対前年比三・〇%減の四千七百三十二億九千百万円を計上いたしております。
 外交の目的は、紛争、テロ、貧困等様々な課題を抱える国際社会の中で、我が国の安全と繁栄を確保していくことだと考えております。このような考え方に基づき、平成十八年度におきましては、国民とともにある外交、自由で豊かな世界を目指す外交、世界に発信する機動的外交という三つの柱の下、予算案を作成させていただきました。
 第一の柱であります国民とともにある外交に関しましては、我が国の安全と繁栄の確保のための予算を計上させていただいております。
 まず、国民の安全と安心の確保のため、一昨年に起きましたスマトラ沖大地震及びインド洋津波被害の経験を教訓とした大規模緊急事態対応のための予算や、本年三月から導入を予定いたしておりますIC旅券に関する経費を計上しております。
 次に、我が国・国民の繁栄の増進のため、海外における日本企業の活動を支援するための予算や、我が国の国際競争力を強化するために経済連携協定、EPAの交渉を推進するための経費を計上いたしております。
 第二の柱である自由で豊かな世界を目指す外交に関しましては、国際社会全体の平和と繁栄の実現に向けた我が国の国際協力・国際貢献のための予算を計上させていただいております。
 まず、我が国の外交のかなめであるODAに関する予算であります。ODAにつきましては、昨年、様々な国際会議の場において小泉総理大臣から我が国の決意を表明したことも踏まえ、より効果的かつ効率的なODAの実施に向け、コミュニティー開発支援無償を始めとする新たな協力の枠組みを導入するとともに、ODAの事後評価やNGOとの協力の強化といったODA改革を着実に行うために必要な経費を計上いたしております。
 次に、国際的なテロ対策への支援に必要な経費です。テロ対策等治安無償の導入などにより、引き続き国際的なテロ対策に協力していきたいと考えております。
 第三の柱である世界に発信する機動的外交に関しましては、我が国が効果的に外交政策を推進していくために、我が国に対する理解を促進し、外交実施体制を強化していくための予算を計上いたしております。
 この下で、国内外での戦略的広報と幅広い人々に働き掛けるパブリック・ディプロマシーの強化に必要な経費、情報収集・分析体制の強化や在外公館の体制、機構・定員を含む外交実施体制の強化のために必要な経費を計上いたしております。
 定員につきましては、総人件費削減の流れを受けて、外務省としても昨年以上の業務合理化による削減努力を行っております。一方、国際社会において我が国が取り組むべき課題が増大し続けている中、我が国の外務省の定員は主要国と比べて極めて脆弱であることから、平成十八年度につきましては新規定員五名を含む十九名の増員を図る予定です。
 以上が平成十八年度外務省所管予算案の概要であります。よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
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舛添要一#7
○委員長(舛添要一君) 次に、内閣府所管のうち防衛本庁及び防衛施設庁の予算について説明を聴取いたします。額賀防衛庁長官。
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額賀福志郎#8
○国務大臣(額賀福志郎君) 平成十八年度防衛庁予算について、その概要を御説明させていただきます。
 平成十八年度防衛関係予算につきましては、中期防衛力整備計画、平成十七年度から平成二十一年度の二年度目として、厳しい財政事情を勘案し、一層の効率化、合理化を図り、経費を抑制することに努めつつ、新たな脅威や多様な事態への対応、国際平和協力活動への取組等を重視し、国民の安心、安全の確保、国際的な安全保障環境の一層の安定化に努めるとの考え方の下、編成しているところであります。
 まず、防衛本庁について申し上げます。
 平成十八年度の防衛本庁の歳出予算額は、四兆二千六百四十五億五千八百万円で、前年度の当初予算額に比べますと三百億六千四百万円の減となっております。
 新たな継続費の総額は、平成十八年度甲Ⅲ型警備艦建造費及び平成十八年度潜水艦建造費で一千五百三十七億四千四百万円となっており、また、国庫債務負担行為の限度額は、武器購入、航空機購入、弾薬購入及び装備品等整備等で一兆五千五百六十三億二千百万円となっております。
 この予算の内容について申し上げます。
 平成十八年度防衛本庁の予算において、特に重点を置いた事項について申し上げると次のとおりであります。
 第一に、新たな安全保障環境下における政策課題に適切に対応すべく所要の組織改編を行います。まず、防衛庁長官の補佐体制及び国民保護に係る体制の充実強化を図るため、防衛参事官制度を実効的に機能させるとともに、内部部局や地方組織等の改編を行います。また、装備品のライフサイクルを見据えた取得を実施し得る体制への改革を推進するため、装備本部を新設いたします。さらに、質の高い医官の確保、育成等の観点から、衛生関連組織の改編等を実施することとしております。
 第二に、弾道ミサイル攻撃に対応し得る能力の確保に係る事業を引き続き推進するとともに、将来的な能力向上のための開発事業に着手いたします。また、ゲリラや特殊部隊による攻撃等への対応、周辺海域における潜水艦及び武装工作船への対応、大規模・特殊災害等への対応など新たな脅威や多様な事態に実効的に対応し得る防衛力を、本格的な侵略事態への備えにも留意しつつ、効率的に整備することとしております。
 第三に、我が国を含む国際社会の平和と安全のための取組として、国際平和協力活動を継続的かつ効率的に実施し得るよう、教育訓練体制等の充実を図るとともに、諸外国との安全保障対話、防衛交流、共同訓練等を推進することとしております。
 第四に、統合運用態勢については、新たな脅威や多様な事態に実効的に対応し得るよう、統合訓練や通信基盤の整備などにより、充実を図ることとしております。
 第五に、情報体制及び情報通信態勢については、各種事態の兆候を早期に察知し、迅速的確な情報収集・分析・共有等を行うため、情報部門の体制の充実を図ります。また、統合運用や国際平和協力活動の円滑な遂行等に資するよう、高度な指揮通信システムや情報通信ネットワークを整備することとしております。
 第六に、軍事科学技術の動向等を踏まえ、重点的な資源配分を行いつつ、効果的かつ効率的な研究開発の実施に努めることとしております。
 第七に、統合運用の強化、自衛隊の任務の多様化、国際化、装備品の高度化等に対応し得るよう、人事教育・訓練施策を幅広く推進するとともに、高い士気及び厳正な規律を保持した質の高い要員及び部隊等を確保・育成するための各種施策を推進することとしております。
 第八に、装備品などの総合取得改革を推進するとともに、自衛隊の駐屯地等における環境対策の徹底等及び航空機の安全対策の推進を図ることとしております。
 次に、防衛施設庁について申し上げます。
 平成十八年度の防衛施設庁の歳出予算額は、SACO関係経費を除き五千二百五十七億二千二百万円で、前年度の当初予算額に比べますと九十三億六千三百万円の減となっております。
 また、国庫債務負担行為の限度額は八百四十五億四千七百万円となっております。
 この予算の内容について申し上げます。
 平成十八年度予算は、防衛施設とその周辺地域との一層の調和を図るため、引き続き基地周辺対策を推進するとともに、次期特別措置協定につき日米両政府が合意に至ったことも踏まえ、在日米軍の駐留を円滑かつ効果的にするための施策を推進することに特に重点を置くこととしております。
 以上申し述べました防衛本庁及び防衛施設庁予算に安全保障会議予算三億四千百万円を加えた平成十八年度防衛関係費の総額は、四兆七千九百六億二千万円となり、前年度の当初予算額に比べ三百九十四億三千八百万円の減となっております。なお、これにSACO関係経費を加えますと四兆八千百三十九億一千八百万円となり、前年度の当初予算額に比べ四百二十四億三千九百万円の減となっております。
 また、平成十八年度防衛関係費に関連し、施設行政に係る総合的な企画立案機能の強化、装備本部の新設、地方連絡部の地方協力本部への改編、中央即応集団の新編、自衛官の定数及び即応予備自衛官の員数の変更、内部部局の職員の勤務実態に即した給与制度の整備を行うことについては、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案を提出し、別途御審議をお願い申し上げております。
 最後に、米軍再編につきましては、現在、米国側と精力的に協議を続けております。今後、最終的な取りまとめが行われた段階で、地元の要望なども踏まえつつ政府としての方針を検討し、適切に対応してまいりたいと考えておりますので、この機会に併せて御報告をさせていただきます。
 以上をもちまして、防衛本庁及び防衛施設庁の予算の概要説明を終わります。
 何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。ありがとうございました。
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舛添要一#9
○委員長(舛添要一君) 以上で説明の聴取は終わりました。
 この際、お諮りいたします。
 外務省及び防衛庁関係予算の大要説明につきましては、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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舛添要一#10
○委員長(舛添要一君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
 これより質疑に入ります。
 質疑のある方は順次御発言願います。
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榛葉賀津也#11
○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。
 両大臣に質問をさせていただきたいと思います。
 私、国会議員にならせていただいて五年が経過をいたしました。この間、同僚の、政党は違うんですが、尊敬している同年代の同期当選の国会議員、愛知先生や遠山先生は与党でございますから早くも政務官になられました。私が五年たちましてちょうだいした責務がこの外交防衛の筆頭理事という野党としての立場でございます。私が外交防衛の筆頭理事にならせていただいた際、隣にいる柳田先輩から一言注意を受けました。それは、この場所に座ったらへらへら笑うなということであります。恐らく先生は、緊張感を持ってこの仕事をしっかりやりなさいという私に対する指導と激励であったというふうに思います。
 今回、一連の防衛庁に関しての情報流出がございました。野党がたるむと与党もたるみます。この政治全体にある緊張感のなさは、恐らく熱伝導して、省庁やそして現場の制服組の皆さんにもこのたるみが熱伝導したのではないかと。私自身も、国会議員の一人として、いかに政治が緊張感を持ってこの国務に当たっていくかと、そのことを考えますと、私たちにもこの問題に対しては大きな責任があるというふうに思えてなりません。この問題は大事な問題でございますので、予算委員会に引き続きまして、冒頭、防衛庁にこの問題をお伺いしたいと思います。
 まず、さきの予算委員会で長官が検討会をつくってこの問題に対処していきたいと。これ検討会が、大変長いわけでございますが、秘密電算機情報流出等防止に係る抜本的対策に関する検討会ということなんですが、具体的にこの検討会ではどういったことをどういうふうに調査若しくは検討されるんでしょうか。
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額賀福志郎#12
○国務大臣(額賀福志郎君) これは座ったままでよろしいですか。
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舛添要一#13
○委員長(舛添要一君) 結構です。
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額賀福志郎#14
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、榛葉委員の安全保障に対するあるいは日本の防衛問題に対する熱意、情熱というものを、今、政治家としての緊張感を堅持しながら対応しなければならないという御指摘については共有をさせていただきたいというふうに思います。
 御指摘の秘密電子計算機情報流出等再発防止に係る抜本的対策に関する検討会というものは、高木政務官を委員長、事務次官を副委員長とし、長官官房長、各局長、関係防衛参事官のほか、防衛大学校長、防衛医科大学校長、防衛研究所長、陸海空幕僚長、統合幕僚会議議長、情報本部長、技術研究本部長、契約本部長、防衛施設庁長官といった各機関の長が委員となっております。また情報セキュリティーを専門とする部外者の有識者も参加をしていただきまして、折に触れて意見を賜っているところであります。本検討会においては、防衛庁全体としての再発防止に関する抜本的対策について検討しているわけでございます。
 この前も申し上げましたけれども、緊急対策として、私有パソコンから情報、秘情報については削除するとか、当面の応急措置を講じたところでありますが、個々の分野においては、検討会においては、現段階において秘密保全、情報セキュリティー及び人事上の処分基準の三分野について検討をさせているところであります。
 秘密保全については、所持品検査を含む保全検査の強化、秘密指定の見直しによる秘密文書等のスリム化。あるいは情報セキュリティーについては、業務データの秘匿化による流出防止策等を考えること。処分基準については、漏えい事案に係る人事上の処分基準、言ってみれば懲戒処分のことでございますけれども、これを明確にして抑止力を働かせていきたい。そういうことについてこの検討会で議論をさせていただいているということでございます。
 この再発防止に関する抜本的な対策については、四月下旬を目途に結論を得ることにしておりますけれども、その前に中間的な結論を出してきちっと体制に反映をさせていきたいというふうに思っております。
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榛葉賀津也#15
○榛葉賀津也君 具体的な質問に入りますが、何件かの情報流出がございました。報道では四件という数字があったわけでございますが、具体的にはこの情報流出の件数は、現在防衛庁が把握されているだけで何件あるんでしょうか。
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西
西川徹矢#16
○政府参考人(西川徹矢君) お答え申し上げます。
 今、防衛庁としましては、海上自衛隊の護衛艦の「あさゆき」でございますが、この情報流出事案を含めまして陸海空自衛隊の情報が流出している事例という形でこれまで、ちょっとあれですが、報道されましたのは全部で九件ございます。九件ございまして、これは最初が十四年の十一月でございますので、それで今年の二月までの間という格好で、このほかにも残念ながら何件かもう我々も確認しております。
 ただ、これは先般も御答弁させていただいたんですが、ちょっとここで事例すべての件数を明らかにいたしますと、それをまたさらに、その明らかにしたことが資料の検索等を誘発しまして情報漏えいの範囲をまた拡大させるという状況出ますので、ここはそういう可能性がございますので、数の方はちょっと御容赦いただきたいと、こういうふうに思います。
 先般も、ちょっと報道とかそれを見ておりますと、新聞に出た瞬間に、それまで一けたないし二けた、まあ十件程度のやつが一度に千件近くに行ってあったりする。そういう動きをいたしますので、これはそういうことで御理解賜りたいと思います。
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榛葉賀津也#17
○榛葉賀津也君 平成十四年までさかのぼると九件ということですが、まあ全体では恐らく九件以上あるんだろうと思います。
 今回の情報流出で四件という数字が新聞報道であったわけではございますが、今官房長おっしゃったように、その報道だけで2ちゃんねる等では相当また情報が飛び交うというようなことで、確かに今長官官房長がおっしゃることには一理あると思いますが、きっちりとこの数字を常に把握をしておいていただきたいと思います。それがダメージコントロールの第一歩になるというふうに考えております。
 仮に、今長官がおっしゃった九という数字を基準にしますと、それぞれ、漏れた時期、この事件が発生した時期というのは把握されているんでしょうか。
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西
西川徹矢#18
○政府参考人(西川徹矢君) 今うちの方で把握しておる分につきましては、時期的に、一部まだ最近分かったやつについては分析中でございまして、どこまでさかのぼれるかということは、まだやっている部分もございますが、発覚した段階でそれぞれきちっと資料として積んでおりますので、一番初めは十四年の十一月、このころウィニーが出だしてしばらくたってからだと、こういうふうに我々は思っております。
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榛葉賀津也#19
○榛葉賀津也君 私が聞いているのは、仮に今回の「あさゆき」の話等々に限定いたしますと、防衛庁がそれを発見した時間ではなくて、その隊員が漏れてしまった、漏らしてしまった時間、日にちというものはこれ特定できるんでしょうか。
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西
西川徹矢#20
○政府参考人(西川徹矢君) まあログとかそういうものはうまく残っておって発見できる場合もございますが、逆にまだ沈んでいると申しますか、我々で発見し切れないものもございますので、今ははっきり申しまして分かる範囲でという格好になります。拾えないものはどうしても分からないということでございますので。
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榛葉賀津也#21
○榛葉賀津也君 ということは、いつ情報が流出して、どれくらいの間、今までに、そのネット上に流れているかということもよく分からないということでいいんですね。
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西
西川徹矢#22
○政府参考人(西川徹矢君) 全数はまだ、申し訳ございませんが、私ども分かり切らないところはもう、全数ですね、すべての数字は分からないということでございますが、相当数については我々としては押さえているつもりではございますが、全数は分からないというのは先生おっしゃるとおりです。
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榛葉賀津也#23
○榛葉賀津也君 いや、私の言っているのは数ではなくて時期の問題です。いつ出たのか。
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西
西川徹矢#24
○政府参考人(西川徹矢君) 時期につきましても、発見のその中に明確にそれが分かるやつと分からないやつがあるやに私自身聞いておりますので、申し訳ございませんが、分かるやつについてはきちっと押さえているということでございます。分からない部分があるというのが真実でございます。
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榛葉賀津也#25
○榛葉賀津也君 分かるものは、分からないけれども、分からないものは分からない、正直な答えだと思いますが、ということは余り分かっていないということだと思うんですが、それでは、この平成十五年一月十日の事務次官通達でいわゆる保全責任者の許可を条件でパソコンを持ち込んでいいというような通達があったんですが、この「あさゆき」の保全責任者は海曹長という答弁でした。これ具体的に、この保全責任者である海曹長に防衛庁・自衛隊として一体どういう指導をしていたんですか、どういうことをしなさいという指導をされていたんですか。
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大古和雄#26
○政府参考人(大古和雄君) 「あさゆき」の場合の保全責任者につきましては、船務長でございます。幹部でございまして、海曹ということではございません。
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榛葉賀津也#27
○榛葉賀津也君 ですから、ごめんなさい、船務長ですね、船務長、この船務長に、私の質問は、どういう指導をしていたんですかというのが私の質問でございます。しっかり質問を聞いていただきたいと思います。
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大古和雄#28
○政府参考人(大古和雄君) 船務長に対する指導は、一般に艦長である管理者がやることになってございます。
 今回の事案につきましては、あと適宜いろいろ保全責任者に対する教育の機会もあったわけでございますが、そこが十分徹底されなかったということだと認識しております。
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榛葉賀津也#29
○榛葉賀津也君 いや、ですから、徹底されていなかったのはいいんですが、どういうことをこの船務長に、保全責任者としてこういうことをしなさいと、どういう指導をされていたんですかというのが私の質問です。具体的にお答えください。
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