犬塚直史の発言 (外交防衛委員会)
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○犬塚直史君 民主党・新緑風会の犬塚直史です。
まずは、お手元の資料をごらんになってください。これ、最新版、平成十八年三月に出された原子力白書からそのまま取ってきた資料であります。
ごらんになるとよく分かるんですけれども、核燃料の物質移動量、平成十六年度だけを見ても、とても日本の国内だけで考えが収まるような話ではないと。天然ウランの輸入に始まってその廃棄物の処理に至るまで、この件に関しては、もうあらゆる国とのかかわりが出てくるということはもう一目瞭然であります。
特に、先ほどお話もありましたこの左側の丸の上の「実用発電炉」、いわゆる軽水炉と言われている原子力発電所から出てくる使用済みの燃料、これは二〇一〇年には一千四百トン毎年毎年出てくると言われているんですが、これが今、現在のところ、英仏を中心に委託をして再処理をしていると。先ほどお話がありましたが、プルトニウムも現状のところ、この真ん中の「再処理施設」というところなんですけど、海外にあるものが三十七トン、そして、ここから先が更に問題の例の高レベル核廃棄物、これをどのように処分をしていくかということが今正に最も注目されるところだと思うんですけれども。
まず、外務大臣に伺いたいんですけれども、まず今回の協定、日本国とユーラトムとの間の協定ということになっております。相手側はヨーロッパのユーとアトムのトムを合わせたユーラトムと、我が国は一国であると。相手方は二十五か国が既に原子力の安全保障、原子力の安全、平和利用についてのある程度の基盤が持っていると、我が国は一国としてこことやっていかなければいけないというような状況にあって、先日、IAEAのエルバラダイ氏が提案をされた核燃料サイクルのマルチラテラル・アプローチ、いわゆるMNAと言われている、全世界規模でこの件をどういうふうにやっていこうかという、そういう提案なんですけれども、このMNAに対して我が外務省がいまいち積極的な姿勢というか対応をしていないんですが、その辺の外務大臣のまずは御見解を伺います。