額賀福志郎の発言 (外交防衛委員会)

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○国務大臣(額賀福志郎君) テロ対策特措法に基づく対応措置に関する基本計画の変更について御報告を申し上げます。
 テロ対策特措法の基本計画の変更が四月二十日の安全保障会議を経た後、四月二十一日の閣議で決定されました。具体的には、協力支援活動等を外国の領域で実施する自衛隊の部隊等の派遣期間を六か月間延長し、平成十八年十一月一日までとすることといたしました。
 次に、今回の基本計画の変更に係る背景について御説明をいたします。
 テロとの闘いに対する国際社会の取組は依然として継続しており、アフガニスタンにおいては、不朽の自由作戦の一環としてのアルカイダ等の掃討作戦等を継続しております。
 また、インド洋上においては、テロリスト等の海上移動を阻止するための海上阻止活動を米軍等が継続しており、これまでにアルカイダと関連の疑いがある乗組員の拘束、武器、麻薬等の押収などの成果を上げるとともに、海上におけるテロリスト等の活動を未然に防止する抑止効果を発揮しております。
 その一方で、昨年のロンドンやエジプトでのテロ等、アルカイダの関与が疑われるテロも世界各地で引き続き引き起こされております。アルカイダは、今後もテロを計画し、実施する能力を有していると考えられ、国際社会によるテロとの闘いは今後も継続する見通しであると考えられます。
 このように、アルカイダ等によってもたらされている国際テロの脅威が現在も継続していること、また国際社会のテロとの闘いへの取組が継続していることなどから、我が国としても、テロとの闘いを自らの安全保障の問題と認識し、国際社会と協調しつつふさわしい責任を果たすため、引き続き、テロ対策特措法に基づく活動を継続することといたしたものであります。
 次に、国際社会のテロとの闘いへの取組を支援するために、これまで自衛隊が実施した補給、輸送の実績について申し上げます。
 海上自衛隊については、現在、補給艦「おうみ」及び護衛艦「いなづま」がインド洋北部において活動中であり、これらを含めこれまでに派遣された艦艇は延べ五十一隻に上ります。特に、平成十六年度末に就役した最新の補給艦である「おうみ」には、女性自衛官の居住施設が整備されており、現在インド洋においては、テロ対策特措法に基づく活動開始以来初の参加となる女性自衛官十六名が活動しております。
 これらの艦艇により、平成十三年十二月二日以降本年四月十八日までの間に、米、英、仏、パキスタン等の艦艇に艦船用燃料を六百十五回、約四十三万キロリットルを提供し、その総額は概算値にして約百七十九億円となっております。また、平成十六年十一月以降、艦艇搭載ヘリコプター用燃料を三十三回、水を五十九回補給しております。
 また、航空自衛隊については、C1輸送機等により、平成十三年十一月二十九日以降本年四月十八日までの間に、計三百九回の国内及び国外輸送を行っております。
 このような我が国の活動は、諸外国が行っている海上阻止活動等の効率的な実施に寄与するなど重要な意義を有し、給油先である米、英、仏、パキスタン等のみならず、アフガニスタンなどの関係国からも高い評価を得ているところであります。
 最後に、防衛庁といたしましては、テロ対策特措法に基づく基本計画が今般変更されたことを受け、更に一層、国際テロ根絶のために国際社会の一員として責任を果たし得るよう、また国民の期待にもこたえることができるよう、全力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、委員各位におかれましては、御理解、御協力をお願い申し上げる次第であります。
 以上です。

発言情報

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発言者: 額賀福志郎

speaker_id: 18998

日付: 2006-04-27

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会