麻生太郎の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(麻生太郎君) 国境を越えたいわゆる世界的、全世界的に活動しておりますテロというものに対しましては、基本的に三つ重要であります。第一番目がテロリストには安住の地を与えない。二番目は、テロ組織に対してテロを行うための手段、すなわち武器とか等々の手段を与えない。その中には連絡網も入ります。三番目、テロに対する我々普通のこちら側の脆弱性、弱さを克服する。この三点が基本です。
このような観点から、いわゆる二国間の取組もありますけれども、国連とかG8とかAPECなどなど、いろいろ地域的な枠組みを通じましてテロを防止するための政治的意思の形成というものがいろいろなところで取組が行われております。テロ防止条約の締結とかG8サミットにおけるいわゆるテロに対する宣言等々、皆この中の範疇に入ります。
東南アジアにおいて、今御質問がありましたけれども、これはフィリピン、インドネシアでジャマ・イスラミーアとかいろいろ結構名の通った国際テロ組織というのが存在します。こういったのが地元の地域のテロ組織とつながって、いろいろ活動を続けております。
昨年十月、インドネシアのバリ島の爆弾テロというのが十月、起きておりますけれども、これもジャマ・イスラミーアが関与したと言われております。この頭というか、その首謀者と言われております男がヌルディン・トップという男と思われておりますが、いまだ逃走中ということで、引き続きこの地域のテロの脅威は高いと認識をされております。
また、いわゆる南西、南アジアにおきましては、パキスタンとアフガニスタンの国境沿い、いわゆるアフガニスタンの東側から南東部にかけましていわゆるアルカイーダの残党が潜伏と思われております。
また、インドそれからパキスタン、中国に接しますカシミールのところには、これは独立を、カシミールの独立を主張しておりますイスラム過激派の部分が活躍をしておりますので、いろんな意味でその地域ごとにかなり違っておりますが、テロ組織の意識は高い。
このほかにもスリランカの中にもございますし、いろいろな地域に、その地域地域の事情は異なっておりますけれども、テロという形になっての反政府行動等々が散見される、散見というより、もっと頻繁に見られるという表現の方が正しいかと思います。いろいろな形でそういったテロ活動が頻繁に続いております。