額賀福志郎の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(額賀福志郎君) 今、山本委員が御指摘のとおり、九四年の北朝鮮の核開発疑惑、九八年のテポドン発射という事案が我が国の周辺で起こったということは、国民の安全保障観を変えたということのインパクトは大きかったというふうに思っておりますし、そういう中で、周辺事態とか有事法制とか国民保護法制とか、そういう法的な体系が整いつつあったというふうに思っており、共通の認識を持っております。
その上で、今、山本委員がおっしゃるように、自衛隊の任務というのは、国内の防衛体制とか周辺の安全に対してどういうふうな行動を取るか、と同時に、一方で、これも湾岸戦争以降のPKO活動とか、それから最近のテロ活動、イラクに対する人道的復興支援活動、さらには災害の支援活動等々、非常に活動範囲が広がっております。これはもう委員の御指摘のとおりであります。しかし、これも国民の皆さん方の理解と御支援があるからできることであるし、しかもなおかつきちっとした立法措置に基づいてなされているということだと思っております。そういうように自衛隊の活動の範囲が非常に広まっておりますので、それはまた逆に国民の支持及び海外でも高く評価されているというふうに受け止めてもいいのではないかと思っております。
そういう中で、自衛隊員のそういう活動が、どちらかというと自衛隊法の本則じゃなくて附則事項でそういう諸行動がなされているとか、あるいは、防衛庁がもうちょっと国際的にも、外国がみんな防衛省という形で活動がされているということを考えれば、我々も省に移行することについて国民の理解を得ることができるんではないかという思いを持っております。
今、与党の間でいろいろ御議論をいただいていると聞いておりますので、その議論の末にきっちりとした形で、国会で御審議をしていただくような形を是非作っていただいて、前進させていただければ有り難いというふうに思っておりますので、これは一に自民党の山本委員を始め中堅幹部の力が非常に左右するんではないかと思っておりますから、どうぞよろしくお願い申し上げます。