山田昌弘の発言 (経済・産業・雇用に関する調査会)
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○参考人(山田昌弘君) どうもありがとうございます。
若者たちが将来への不安を持っているということなんですが、若者たちを調査していまして、やはり若者たちが一番求めているのは、いわゆる努力を保証をしてくれということなんです。つまり、逆に言えば今までは、九五年ぐらいまでは勉強をして学校を出さえすれば就職先はあったという形で保証をされている、しかし今は学校を出ても、勇上さんの報告にあるように、フリーターになってその努力が無になってくるかもしれない、その不安が非常に強くなっているんだと思います。
そうすると、何か、学校なり、まあ専門学校なり何でもよろしいのですが、これだけのことをやればほぼ確実、もう一〇〇%は無理だとはしても、ほぼ確実にこういう仕事に就けるよといったような保証を付けた学校というものが今後求められてくるというのが第一点です。
あと第二点は、やはり今までの教育の中でキャリア教育、まあ私は別に仕事の訓練をするとかそういうことではなくて、リスク教育というものが必要になってくるのではないかと思っております。つまり、今までの教育というのはとにかく学校を出さえすれば何とかなるという形で、自分のキャリアや将来の職業リスクに対して何も考えなくてもよかったからそういう教育がなされないんだと思うんですけれども、今後は学校教育の過程で、こういうふうな方向に行ったらこういう確率でこういうふうになれるんだとか、そういう形での、自分の能力と見合った形でのカウンセリング機能も含めた個別的なキャリア教育というものが必要になっていると思っております。
以上です。