水野和夫の発言 (経済・産業・雇用に関する調査会)

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○参考人(水野和夫君) 今、先生からの御質問で混合所得ですね。これは個人企業の方の所得と利潤が両方入った概念でありまして、これはもうピーク時の九二年に三十四兆円あった個人企業の方の労働報酬とそれから利潤、両方合わせたものが今二十兆円になっているということでありますから、ここがよく言われる駅前のシャッター通りというのがそのまま数字に私は出ているんじゃないかなと思います。
 そうしますと、これは郊外に大手流通業が進出して、そして駅前のところが寂れていくというそういう現象だと思います。そうなりますと、じゃこの流れを止めることができるかということですが、私はどうやったら止められるのかというのは実はよく分かりません。これでまた大手流通業に規制を掛けてというのも、これも日本の大手流通業が世界の流通業と競争条件をまだ十分回復していないと思いますので、そうしますと、じゃ規制を強化すれば町が、駅前商店街が良くなるということでもないと思いますので、そうなりますと、もうこれは地方分権を進めて、そして地域の人たちがもう自ら考えるということしか私は最終的にはないんじゃないかなと思いますので、なるべくその地域の人たちが自由に活動できるような環境を整えるということぐらいしかないのかなというふうに考えています。

発言情報

speech_id: 116414061X00220060215_012

発言者: 水野和夫

speaker_id: 9924

日付: 2006-02-15

院: 参議院

会議名: 経済・産業・雇用に関する調査会