水野和夫の発言 (経済・産業・雇用に関する調査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(水野和夫君) 推測ですけども、このグローバル化とIT化が格差拡大のデジタルデバイドとか言われていますので、これは私は世界的な傾向だと思います。
それを裏付ける指標が、じゃ持っているかということですけれども、なかなかほかの国で、先ほどの企業統計を使って企業規模別とか業種別で比較することがなかなか難しいんですけども、アメリカでも大企業を中心とした経済指標は成長率でいえば五%ぐらい成長している、で、トータルのGDPは三%ぐらいという数字が発表されておりますので、そうしますと、差引きしますと規模の小さい企業というのは成長率が相当落ちているということがアメリカでも起きておりますので、そうしますと、やはり世界的な傾向だと思います。
ただ、アメリカは、恐らく以前から移民社会で格差がある程度是認されていたんじゃ、まあ是認なんて言うといけないかもしれませんけれども、ある程度こう、人々の意識の中にそういうもんだというのがあると思いますけども。ただ、移民の人たちも、自分の国を出てくるときよりはアメリカ、低い層に入ったとしてもそれは豊か、出身の国よりは豊かになるでしょうから、それで何とか社会が回っていたと思いますが、日本の場合はみんな一億総中流から上下に分かれるということで、余計日本の場合は格差が、ほかの国に比べると、より大きな問題、社会問題として出てくるんじゃないかなと考えております。