高野博師の発言 (決算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○高野博師君 今日はロシア、日ロ関係について、何点か大臣にお伺いしたいと思っております。決算委員会でありますけれども、数字は余り問いませんが、外交政策の決算というか検証、総括と、そういう意味での質問をさせてもらいたいと思います。
 日ロ関係をなぜ取り上げるかということでありますが、今はグローバル化が進み地域統合等も進んでいると、大きく変化している国際社会の中で、日ロ関係というのが近年大きな進展がないと。そして、一方で日中、日韓関係、これが難しい状況にある、また東アジアの動向もいろんな構造的な変化も起きていると。そういう中で、日ロ関係はこのままでいいのかという私は基本的な疑問がありまして、日ロ関係を好転させることによって、我が国が対アジア外交でももっとダイナミックな力を発揮できるのではないか、そういう考えを持っておりまして。
 当然のことながら、日ロ関係を考えるときに北方領土問題に触れざるは得ないと思うんです。今までいろんないきさつがあった関係で、若干この問題について引いているかなと、マスコミの関心もあるいは我々の関心も若干薄くなっているかなという感じがいたします。
 この問題についての解決の見通しが立たない、あるいは解決に向けての日ロ双方の強い政治的な意思というものが余り感じられない、そう私は受け止めておりまして、一方で、領土問題を解決しなくても日ロ関係というのはうまくいくんじゃないかと、そういう見方をする人もあると。国民の中にも、何となく北方領土問題についてあきらめに近い感情を持っていないかなと、そういう懸念も私は持っておりまして。
 そこで、そもそも領土問題あるいは国境が画定しないということは、この国の形が定まっていないということでありますから、戦後六十年たってこの国の形が決まっていないということはこれは重大なことではないかと、こう思うのであります。
 改めてこの問題について真剣に考えて取り組む必要があるんではないか、そしてそれを解決した上で新しい日ロの時代を構築していくということが求められてはいないだろうか、こう思っております。それによって北朝鮮、中国、韓国、こういう関係を動かす大きな力にはなりはしないか、あるいは日米関係にも新たな視点を与えることはできないか、こういう私は認識を持っております。
 そういう関係で、まず基本的に、昨日から同じようなことを聞いているんですが、昨日はイギリスとはどういう国かと聞いておりまして、インドとはどういう国だと。今日は、ロシアという国はどういう国だととらえておるのか、この国の本質というのは何だと思っておられるのか、簡単で結構ですからお伺いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 116414103X00520060405_196

発言者: 高野博師

speaker_id: 15245

日付: 2006-04-05

院: 参議院

会議名: 決算委員会