二階俊博の発言 (決算委員会)

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○国務大臣(二階俊博君) ただいま山内議員から、今日までの石油、エネルギー情勢につきまして大変的確な御判断に基づいて御説明をいただいたわけでありますが、私も思いを同じくいたしております。
 世界のエネルギー情勢は、御承知のとおり、中国、インド等の急速な経済成長による需要の急増が大きな要因を成しておるわけでありますが、我々は、こうした需給の逼迫などの厳しい状況の下で、今後、中長期的にこれらの状況の中でいかにエネルギー政策を展開していくかというのが大きな課題であります。
 我が国はこれまでも、御承知のとおり、第一次石油ショック以来、エネルギーの制約の克服のためにお互いに努力を積み重ね、エネルギー需給逼迫の改革や世界最先端の省エネルギー国家を実現してまいりました。こうした我が国の力を生かして、将来のエネルギーの安定供給確保に向け、力強くまた柔軟に需給構造の構築に全力を挙げて取り組まなくてはなりません。
 そのために、今後とも一層の省エネの推進、そして安全確保を大前提とした原子力のエネルギーの開発推進に向けての努力をしなくてはなりません。対外戦略の強化による資源確保なども、ただいま御指摘のようなことで重要な課題と考えております。
 そして、次世代、将来にわたって、新エネルギーというものについて国民的なやはり御理解とバックアップがなくてはならないという意味で、私は今、地域に次世代のエネルギーパーク、エネルギーの新しい提案が各地でなされておりますが、そうしたことを広く国民の皆さんに御理解をいただくというために、そうしたエネルギーパークのようなことの整備についても検討を加えておるところでありますが、国民の皆様にじかに目に触れていただいて、これがこれからの時代のエネルギーだということを理解していただく、そうした中で対応を図っていきたい。
 先般、また、カタールで世界の国際エネルギーフォーラムが開催されました。私もそれに出席しまして、原油価格が高ければ高いほどいいと、これは産油国の側、消費国の側からは安ければ安い方がいいと。これは、一面的にお互いにそう考えがちなんですが、それでいいのかということを思うときに、第一次オイルショックの後に、そうした産油国、消費国ともに値段の乱高下というものがお互いにそれぞれの経済、その国の経済に与えた影響、打撃というものは、消費国は大変なことはもう事実でありますが、やっぱり産油国においてもそのことは、厳しい状況に直面することはもう経験則としてお互いに理解し合っているわけであります。
 したがって、ここは安定的な価格で推移していくために世界のむしろすべての国が協力し合わなくてはならない、そういうふうな状況でございますので、日本はその場合に大いに働くべきチャンスが与えられておるわけでありますから、この状況を的確に把握して、今後懸命に努力をしてまいりたいと思っております。

発言情報

speech_id: 116414103X01020060515_022

発言者: 二階俊博

speaker_id: 15893

日付: 2006-05-15

院: 参議院

会議名: 決算委員会