仁比聡平の発言 (厚生労働委員会)

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○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます。
 ハンセン病補償法に基づいて、韓国・小鹿島の療養者が補償金の請求をされて後、既に二十六名の方々がお亡くなりになっています。十月二十五日の判決以降だけでも既に五人の原告が亡くなられました。私は、我が国の戦前以来九十年余りに及んだ絶対隔離政策によって人生を丸ごと奪われるという被害の中で亡くなられた方々に心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。そして、すべての療養者の方々が人間回復の道を歩むことができるように、ともに生きていくという決意を改めて申し上げたいと思います。
 本改正に当たって、まず提案者である衆議院厚生労働委員長にお尋ねをいたしたいと思います。
 二〇〇一年五月の熊本判決を受けて同年六月に成立、施行されたハンセン病補償法、現行法のこの趣旨はその前文に明らかにされています。そこでは、戦前以来、これまでハンセン病の患者は偏見と差別の中で多大の苦痛と苦難を強いられてきた、我らは、これらの悲惨な事実を悔悟と反省の念を込めて深刻に受け止め、深くおわびするとともに、ハンセン病の患者であった者等に対するいわれのない偏見を根絶する決意を新たにするものであるとしています。国外療養所についての今回の改正後の補償法、成立をすれば、この改正後の補償法はこの前文に導かれた言わば謝罪と人間回復の理念に基づくものとなるのだろうと思います。
 そこで、改めて我が国衆議院を代表する提案者として、旧植民地、日本統治下で強制隔離をされ、戦後今日まで差別と偏見に苦闘をしてこられた療養者に対する思いをお伺いをしたいと思います。

発言情報

speech_id: 116414260X00120060203_028

発言者: 仁比聡平

speaker_id: 18362

日付: 2006-02-03

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会