小泉純一郎の発言 (行政改革に関する特別委員会)

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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大体役所というのは、自分の仕事が減らされたり人員削減されたりするのは抵抗するものです。自分の仕事は必要だからあるんだと、人員もその仕事をするためにあるんだと、全部必要だというのは最初は言ってくるんですよ、ぎりぎりになるまでは。その言うこと聞いていたんじゃ何にも改革できない、今までの例からして。時間を見ているんです。
 そのどこが、民間に任せることができるじゃないかと、あるいは増やさなきゃならないじゃないかというのを今、中馬担当大臣を中心にして、民間の有識者も交えて、どの程度削減する必要あるかということをやっておりますが、まだ時間があると思って、いい回答役所はしてきません。しかし、最後は時間が来れば、あっちの役所はどうだろうか、こっちの役所はどうだろうか、様子見しているんです。自分が最初にやっちゃったら、あとほかの場所、おまえ何でやったんだとしかられかねないという、そういう意識があるんですね、役所には。
 だから、その辺をよく見ながら増やすところは増やします。例えば警察官にしても、あるいは不法外国人滞在者が増えて、減らすと、あるいはテロの関係の外人をまず水際で止めるためには入管の人員なんていうのを増やさなきゃならない、そういうところは増やします。同時に、警察官の中でも、これは本当に民間でもできるんじゃないかというところは民間に任せてもいいんじゃないか。刑務所の管理面においても、どうしても法的な公務、公務員じゃなきゃできない部分と民間でもできる部分があります。それを今仕分しているわけです。
 だから、増やすべきところは増やしますが、減らされるところはどのぐらい減らされるかというと、一律五%じゃありませんから、ある役所においては一〇%、二〇%減らさなきゃならないと、全体で増やすところあるんですから、五%になりません。そこで、減らされる可能性あるところは、今様子見している状態です。
 その辺は今、中馬大臣にしっかり頑張ってもらって、最後はみんな言うことを聞かなければ、それは私が出ざるを得ないんですけれども、できるだけ私の出番をなくしてくれと言っているんです、その辺はね。余り何でもかんでも私に仕事を押し付けないでくれと、独裁と言われると、私は独裁者じゃないんだからと。その辺は大臣が指導力を発揮して、役所をしっかり把握して説得するのが大臣の仕事じゃないかと、何でもかんでも私に持ってこないでくれということを大臣に指示しているところでございます。

発言情報

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発言者: 小泉純一郎

speaker_id: 9434

日付: 2006-04-26

院: 参議院

会議名: 行政改革に関する特別委員会