浮島とも子の発言 (国際問題に関する調査会)

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○浮島とも子君 公明党の浮島とも子です。
 私は、日本の持つべき平和をかち取る戦略について発言をさせていただきたいと思います。
 日本の持つべき平和をかち取る戦略の一つには、現在ある日米同盟に加えて、東アジアの地域安全保障の枠組み構築のためにイニシアティブを取ることが必要だと思います。
 日本はこれまで、ARF、ASEAN地域フォーラム、六か国協議、さらにアジア安全保障会議といった政府レベルの協議だけではなくて、大学など民間レベルでの協議にも積極的に参加をしてまいりました。日本にはアジアの安全保障問題に関する十分な経験と知見の蓄積があると考えております。こうしたことから、日本が地域安全保障の枠組み構築のイニシアティブを取ることは十分に可能だと思います。
 そして、第二番目ですけれども、日本が持つべき平和をかち取るための二つ目は、先ほども民主党の佐藤委員がおっしゃっていました、まさしく文化、芸術、日本の持つソフトパワーということでないかと私は考えております。
 すなわち、日本が持つ魅力を有効に利用していくことが必要ではないか。長い歴史と伝統があり、独自の文化をはぐくんできた日本の持つソフトパワーには様々あると思います。例えば、中国や韓国を始め東アジアの国々に対し、文化、教育、科学技術などの分野における様々な協力を行ったり、こうした国々から国の将来を担う若い世代の人たちをできるだけ多く日本に招き、日本人の青少年たちとともに一緒に勉強したり、日本の青少年たちと交流をしてもらうことが最も大切ではないかと考えております。
 こうした日本のソフトパワーが十分に発揮されるためには、それらが諸外国で日本の優れた点として広く知らされていかなければならない。そのためにも、社会、歴史、文化、芸術や生活スタイルなど、様々な日本の生の情報をもっと発信して諸外国の多くの人々に日本に興味を持ってもらう。と同時に、真の日本の姿について理解をしてもらうための工夫が必要ではないかと思います。
 こうした日本からの積極的な情報の発信は、台頭する中国やインドなどの、今、陰に隠れておりますけれども、その陰に隠れて、国際社会、とりわけ東アジアで次第に存在感を失いつつある日本を再度アピールすることにもつながるんではないかと考えております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 浮島とも子

speaker_id: 15287

日付: 2006-04-19

院: 参議院

会議名: 国際問題に関する調査会